合理を超える

日記

極意秘伝其の二~最終奥義│うまくいくかどうかの分岐点~合理を知りつつ超える話

2016年12月26日

2016年も押し迫ってきました。

前記事に引き続き、本年最後のメッセージとして
極意秘伝ノウハウをお伝えしたいと思います。

恐らく、どなたにとってもお役に立てる内容です。

なぜなら、かなりの確率でこれがために前に進めない
だからこれを取り除けば前に進める
、そういった話だからです。

今回言っときますと、少々うんざりするくらい
長い記事で、一見難しそうに思えるかもしれませんが
素敵な話ですので最後までお付き合いいただけると幸いです。

合理無くして生きてはいけない

いきなり、合理ってなんだか難しい言葉使うなよ~!?
って、この話を避けて後へ進めませんのでご了解ください。

ただここのイントロだけでも、すぐに仕事に役立てる人が出てくると思います。

私たちは、合理性の追及なくして現代社会で生きていくことは困難です。
限りある命において、無意味なこと、無駄なことばかりしていては
食べていくお金を得ることさえ難しい・・・
(本当はそんなふうに無駄なこと、無意味なことばかりで
 遊んで過ごせるといいのになぁ~とも思うのですが・・・)

合理性というのは、理屈として筋道が通っているかどうかということ。
そして理屈が正しいかどうかであって、善や悪とは全く関係ありません。

はい!それではいきなりですが見慣れないものを紹介します!

 S ― αS ― FC = P

なんじゃぁ、こりゃ!?
と99%の方が感じても決しておかしくありません。

ただ、この式を見て
『これは基本のキやがね』
と言う人がいて、さらにその人が
『ワシはコンサルやっちょるけん』
と主張するなら、信用に足る可能性が大です。

コンサルやってますとアピールしている人が
これすらわからないようではどうにもならない式です。

なお今、誰にも関係する合理の話をしようとしてますので
面倒がらずにじっくりお読みくださいまし!

 S ― αS ― FC = P

この式なんですが、こいつは経営分析で使われる
基本計算式のひとつで、企業の規模の大小や業種に関係なく
すべてのビジネスで使える汎用的な式です。

S  =売上
α(アルファ)=変動費率と呼ばれ、売上が上下すると変動する費用(コスト)の割合
FC =固定費
P  =利益

・・・
ううーっなんか、頭が痛くなってきたぞ・・・
いえいえ、普通に分かるように日本語で説明します。

 S ― αS ― FC = P

は、・・・
売上から、売上に応じて変動する費用と固定費を差し引いた残りが利益です、という意味。
αSという部分は、売上に応じて変動する費用(コスト)という意味です。
と書けばなんとなく理解いただけると思います。

売上に応じて変動する費用とは、うどん屋ならうどんの材料費とかです。
2倍の売上になったら、材料費も2倍かかりますね。
固定費とは家賃とか、売上が変わっても変化しない費用のことです。

αSもFCもコストなので外に出ていくお金です。
売上から外に出ていくお金を差し引いたら残りが利益という
当たり前すぎる式なんですね、これは。

で、こんなクソ面白くもない式がどこで使われるかというと
例えば先ほどのうどん屋でお話しすると・・・
あそこの角でうどん屋新規出店したい、という話があったとして
一日平均して何杯売れると黒字になるのか(客単価を想定して)とか
毎月100万円の利益を出したいが何杯売ればよいかとか
他の例でも同じで、スポーツクラブの会員が何人であれば黒字になるか
化粧品販売で何個売れば黒字になるのか・・・等々
いかなる業種でも使える基本式となります。

損益分岐点といって、これ以上だと黒字、これ以下だと赤字
といったところがどこにあるのかをシミュレーションするためのものです。

P=0となるケースが損も得もしない、利益が0として
計算するとギリギリがどこか答が見えてきます。

またP=100万円(先ほどのうどん屋の話)に置き換えると
何杯うどん売ればいいのか(目標売上)も見えてくるわけです。

で、この話。

この式使って黒字にならない計画なら最初からやめたほうがいい・・・

逆に言うと黒字にさせるために何をしたらよいかを考えるための
ものでもあるのですが、普遍的な式ですので
この式使ってPがプラスの数字になるように準備していく。

赤字になる場合は、固定費か売上に応じた変動費が大きすぎるか
もしくは必要な売上が足りてないということなので
それがどこかを探し、その原因を分析して改善していく。

合理性を追うとはそのように理屈と筋を追及していくことです。

合理から外れたことをやるということは、善悪と関係なしに
モノゴトの道理に合わないことになるので
結果的に損をする、デメリットを被ることにつながります。

人はだから無意識に合理性のあるものを求めます。

靴を履いて出かける前には、必ず先にパンツをはくはずです。
これが逆だとおかしいですよね?

というように合理性を求めること自体、極めて自然なことなのです。

1日を50円で売った東大現役生T君の話

これは最近どこかのニュースで知った話なのですが
先にお話した合理とも関係性が高く、尚且つ
とても味わい深い話だと思ったのでご紹介します。

現役東大生T君。

T君はその昔、中学生のころまでゲームで遊びまくる
ごく普通の少年でしたが、同時にモテたい願望が
とても強い少年でもありました。

周りをみると細マッチョの球技得意なヤツばかりが
やたら女の子に人気があって、運動苦手なT君はどうやったら
モテるのだろうかと日々思案しておりました。

ふと思い浮かべたのは、試験結果を先生が発表するときに
成績のいい生徒が一歩前に呼ばれ、先生が労いの言葉を
かけてくれるのですが、前に呼ばれた生徒には
女の子たちの視線が集まる→モテるはずということ。

これだ!となって、あれだけ好きだったゲームもすべて
お払い箱にして、勉強一筋に打ち込むようになりました。

やがてT君の成績はメキメキとアップ。
そして念願の一歩前へも毎回達成。

やったぁ~!これでモテまくるに違いない!

しかし女の子の拍手は集まっても、
一向にモテる気配がありません。

T君は学年で一番の成績にまでいったのですが
さっぱりモテないままに高校卒業することになりました。

モテない代わりにそれまでT君のモチベーションを支えてきたのは
『自分は勉強が誰よりもできる』
という自負と信念だったということでした。

そして、T君は東大に入学。
しかしそこでT君は大ショックを受けます。
『自分は勉強が誰よりもできる』と思っていたのに
周囲を見たら自分よりはるかに頭のいいヤツがいっぱいいる。

T君は東大生になっても相変わらずモテないままに
これまで自分を支えてきたモチベーションを失い
やがて自分自身をも見失うようになりました。

ある日、町を歩いていると道端の片隅で
『50円で売ります』という看板を見て
なんとはなしに始めたのが
『東大現役生の1日を50円で売る』という企画でした。

損得で考えると、常識外れです。

その企画にもしばらく何の反応もなかったようですが
3週間くらいたって、発達障害の子供をもつお母さんから相談を受けました。

『子供の、数学の話し相手になって欲しい』
(なぜか算数ではなく数学と来てるのがなんだかフツーと違う雰囲気・・・)
という相談です。

発達障害といっても、数学や物理が得意な小学3年生の男の子。
それまではお母さんが勉強しながら、子供の話し相手になっていたそうですが
とうとう追いつけなくなって助けを探していたということです。

T君はその少年と会って心底驚いたようです。

『1÷81は?』

と聞くと、即座に
0.0123456790123456・・・

と答が返ってきて、
その後はフェルマーの最終定理について聞かれ
現役の力を振り絞ってなんとか会話できたということでした。

フェルマーの最終定理って、時代を超えて世界中の
幾人もの数学者が挑戦し自滅を繰り返してきた超難問。
学者として関わったら芽が出ないで一生貧乏なままと
定説のあった証明問題でそれがようやく
世紀を超え解決されたことで話題になりました。

T君はその後、少年のお母さんから報告を受けました。
少年は『貴重な体験だった』と話したそうです。

おいおい!小学3年生の言葉遣いかよこれ!
とさらに驚いたとのこと。

T君はこの体験をきっかけにして
1日50円の企画を続けていきます。

おそらくですが私は・・・
T君はこの企画を通じて自分発見の旅という
喜びと感動を得てきたのではないかと想像します。

T君は自分の甘さを痛感したと言っていますし
この体験を書籍にして2017年には発売するようです。

それにしても自分発見と書くとこそばゆいと言いますか
私にとっては羨ましい若者の特権のようなコトバです。

私なんぞの年代になると、自分発見どころの余裕はなく
もってるものはとにかく全部吐き出せ!と
インプットの猶予なしにアウトプットだけを
ひたすら強制させられる毎日です(笑)

さて、T君の物語に戻りますと
彼は思い切って行動を始めたがために、
自分の知りえない世界を知ることができた。

単純にそういった話でもあります。

そして私自身がいつも強く感じていたことを
T君がそのままコトバにしてくれたので
とても共感を覚えたのです

先にお話した合理性とここでつながります。

合理を飛び越える奥義の話

合理を追うことが、私たちの生活に欠かせないことは
先に述べたとおりです。

合理性を無視すると、結果は惨憺たるものになるのがフツーです。
理屈から考え、常識から考えて筋が通っていないことを
やっておかしくなるのは当たり前。

T君の『東大現役生の1日を50円で売る』企画は
合理性という観点ではどこにもメリットを見い出せません。

しかし、T君はこのように総括しました。

行動を起こすときに合理性を求めすぎると、結局なにもできない。
どんな行動にも何らかのマイナスがある。

素敵な若者だなぁ~と感心してしまいました。
これは至言です。

T君が言っていることは、合理を無視するのでなく
きちんと合理を追求したうえで、決めたらクヨクヨするな!
ということです。

なぜ私がこの話をしているかというと、
ネットビジネスに限りませんが、
『行動を起こせない』または『行動が長続きしない』
こういったことを浴びるように日々見聞きするからです。

ひとつ前の記事で;
ネットでは発信しないと(=アウトプットを出さないと)
存在価値=0であることをご説明しました。

ところがアウトプットを出すためのスタートを切れない人もいれば
すぐに挫折するケースをあまた多く見てきました。
20数万円~50万円もするような高額塾に申し込んでも
最初の資料さえダウンロードしない人もいるくらいなんですよ。
買ったことでなぜか満足して忘れてしまうわけですね。

私が主張したいのは・・・
とりあえず始める、頑張ります!では弱いです、はっきり言うと。

とりあえず始めても、将来のメリットや効果に強い信念をもち
且つ達成の道のりに合理性が裏打ちされ、それをしっかり理解していないと
何をやっているのかわからずすぐに止めてしまうものです。

先が見えなくなると、こうだと思ってたことがぐらつきます。
ぼんやりとしたあいまいな期待で頑張ります、では消滅がみえています。

しかしそこに、しっかりした合理性を認めたらその後は
ネガティブなことを考えすぎずひたすら行動すべき。

一方で合理性の追求は、正しく考えないと反対の面が出てきます。

つまり神経質に考えすぎという、マイナス面だけが表に出てくるパターンです。
あーでもないこーでもないとどんどん思い浮かべて、
『やっぱり自分には無理』
となって始められないか、やめてしまうものです。

[font size=25 color="" bold=1]1年とか、せめて半年とか
一切の文句やグチを漏らさずに打ち込んでみる。[/font]
現実にはそれくらいはやらないと
何も出てこないのが普通なのですけど。。。

合理に照らしてOKなら、1年くらい無我夢中で打ち込んで
それでなんにも結果が出てこないなんてありえないと思うのです。

今、続いている人は過去のどっかからスタート切って続けてきただけ。
続いていない人は、始められないか、始めてからやめただけ。

極論するとそれしかないように思うわけです。

合理性を常に求め、しかし行動に踏ん切るときは思い切って飛んでみる。
飛んだら落ちないように羽ばたきを続ける。

いつも何かを始めるときに私の考えること、意識していることがこれなんです。

リアルでもネットでも同じなのですけど
合理の重要性と同時に、判断後の行動が一切を決めることを痛感しています。

因みに今年、"無敵思考"という戦略思考系教材を一時期販売しましたが
(2017年に一度だけ再販を検討しています)
あれは合理性をとことん追及できる頭を養うためのものでした。
合理に沿って何かを始め、弱気にならず自分を信じ
続けられるように思考力を鍛えるものです。

最後にもう一度、アウトプットを出すことの意味に触れます。

人は、何かをアウトプットし、他人が理解できる形になって評価を受けます。
ネットで何かを伝えようとするとアウトプットなしでは存在していないことになります。

ここで多くの人が勘違いしているのですけど・・・
アウトプットを出すために、ずっとインプットばかりしてると何もできなくなります。

順序が逆なのですよ。

アウトプットを出すことが先。
アウトプットを出すと、その反応で次にどうしたらいいかのインプットが得られます。
合理に沿ったアウトプットは、一番最初は出せなくても
出したあとのインプットが次に何を考えるべきかを教えてくれます。

これまでもコンテンツを作ることの重要性に度々触れてきましたが
これはそういう意味でもあります。
先にコンテンツというアウトプットを作る=無料・有料問わず売るものを作る
つまり商品を作って出すことで、合理を追求することの価値が
そこで初めてわかってくる、そういった好循環になると思っているからです。

商品とは、無料レポートであったり、特典であったり
有料商品であったり、電子書籍だったりで
値段がついているかどうかじゃないです。

先に、自分のアウトプットを世間様に問うてみることが重要なのです。

いやいや、俺はまだまだ知識が足りないので・・・
という言い訳はやめて先にアウトプットを考え、
作ることを最優先にすると、何が合理なのかも次々にわかってきます。

まぁこのような長々した話でしたが、どっかに考えてみる価値がある
と思っていただけると望外の喜びです。

それでここまでお付き合いいただきありがとうございました。

2017年があなたにとって
大きくステージアップの年となることをお祈りします。

良い年をお迎えください。
それでは失礼します。

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