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SMAPとラスボス小林幸子からわかるネットが揺るがす村社会

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メルぞうプラチナ会員

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この記事でお伝えしたいことは、『構造を読み解く』ということです。

私は特にネットとリアルのぶつかりあいで今、何が起きてるのかということには
ついついいらぬ首を突っ込んでしまいます。


このネットとリアルのぶつかり合いに関して先日、東大大学院の
松井彰彦(まついあきひこ 理論経済学専門)教授の話を知って
思わず膝を打った話がありまして、かいつまんでご紹介したいと思います。

SMAP解散騒動で見えてくる「村」社会とネットの視点の違い


あのSMAPメンバー5人勢揃いの生番組での「謝罪」は記憶に新しい話です。

その後のTVの街頭インタビューでは
「解散しなくてよかった」というコメントだらけになり、
菅官房長官も「(解散しないことを)本当によかったのではないか」
とコメントして、政官民含め「よかった、よかった」コメントで
埋め尽くされたわけですが、ネット上の反応はもっと過激
謝罪を「公開処刑」とか、独立阻止に動く事務所批判でいっぱいでした。


日本のタレントはほとんどが、何らかの特定事務所に所属し
そこで芸能活動をするのですが、お笑い芸人だけでも3000人くらいは
活動していて、しかし自活できているのはその10%程度らしいです。


いわゆる一握りの『稼げるタレント・芸人』が
その他大勢の『稼げないタレント・芸人』を養っている、
このような事業構造にあるのが今のタレント・芸人の世界です。

よって『稼げるタレント・芸人』が所属事務所からスピンアウトする
といった事態は、事業の屋台骨を揺るがす事態でもあって
到底容認できるものではありません。。。
もちろん事務所側の立場に立った見方ということですが。


松井さんは、このような形の事業構造というか共同体というか
業界というべきか・・・これを”所属型システム”と呼んでいます。

この所属型システムでは、その所属する「村」から抜けようとすると
いわゆる『村八分』が発動されます。

簡単にいうと、”業界から干される”ということです。


『村八分』はそういった裏切りを防止するためだけではなく
実際のペナルティとして機能するわけですが、
村八分を行う側の不参加もまたペナルティの対象となる、
というように、厳しい暗黙のルールとして生き続けています。


SMAP解散騒動というのは、芸能事務所、テレビ局、
そして芸人・タレントたちからなる共同体としての「村」が
中居正広さんたちの独立を裏切りとみなして
村八分機能としての”抑止力”を行使して
独立を阻止したのだということができます。


テレビに出てくる他のタレント、芸人たちは
当たり障りない発言でうまく対応していましたが
これは村八分機能が自分に向かわないための行動だと
考えるとわかりやすいですね。


その所属型システムと対極にあるものが
”契約型システム”ともいうべきもので、
ハリウッド映画俳優やプロスポーツ選手なんかが
所属事務所在住ではなく制作スタジオやスポンサー企業との
直接契約で仕事しているのを想像するとお分かりかと思います。



で、・・・


実はネット住民・・・一部のオタクだけではなく
個人事業主としてのアフィリエイターやインフォプレナーも同じで
私もそのネット住民のひとりになりますけど・・・

今この記事をお読みの方のほとんどが、
ネットでの契約型システムで生きている
といってあながち間違っていないと思います。

私たちは、ASPと契約しアフィリエイター登録したり
販売者登録したりはあっても、どこかの事務所所属とかって
そんな概念自体がないですよね?


あ、もちろん本業で会社にお勤めの方や公務員も、そこでは
”ゆるい”所属型システムに組み入れられているとも言えますが
タレント・芸人の世界ほど”抜ける”ことに厳しくないはずです。


さて、重要なのはここからです。

日本の芸能界のような所属型システムが存続するには
実はある条件が欠かせないのですよ。


これ、何かというと
競争相手となるシステムが存在しないこと
が存在できる条件なのです。


もし競争相手となるシステムがあって、そこに移ることが
低コストでいけるなら、村八分の抑止力は効きません。

村八分されようと、移っていった先のシステムで
今までと同等レベルで活動できればいいわけですので。


逆に言うと、村八分はそのシステムから出ていくことが
大変なコストになる、とわかっている場合にのみ
効くというわけです。


それで、競争相手となるシステムというのは
本当にどこにも存在しないのか?
と想像巡らすと、確かに今のテレビ番組を支えるシステムに
対抗できるシステムは無いように思えるのですが・・・


現時点では誰でも活用できるものではないかもしれませんが
実は競争相手となるシステムは厳然と存在していました!


小林幸子さんを救ったニコニコ動画他のネット住民


先ほどお話した村八分=”業界から干される”とどうなるかですけど
大抵はそこで干されたまま終わってしまうようです。

しかし、ただではおかんぞ!
と干されたにもかかわらず、元いた所属型システムに
剣を突き付けた方がいらっしゃいます。

それが、小林幸子さん。


彼女は2012年に事務所騒動があって、今までの
所属型システムに完全に干されてしまいました。

あれだけ長年にわたり紅白歌合戦の顔でもあった人が
出演なしとなったのをご存じでしょうか?


ところが、たまたま出演したニコニコ動画がきっかけで
いきなりブレイクしました。

小林幸子さんの衣装は、衣装というよりももはや「大道具」に近いですよね(笑)


あれが、ゲームキャラでいうところのラストに登場する
ボスキャラを彷彿させることから、「ラスボス」と異名をとり
ニコニコ動画で大人気になっただけではなくYouTubeにも参戦。


旧態依然の所属型システムで見放された彼女は
ネット住民から絶大な支持を受けたわけです。


つまり、契約型システムにあって
所属型システムとは無縁な住民から絶大な人気を得た。


そして2015年の大晦日、紅白歌合戦に再登場。
このことは、既存システムへパワー増大し復活を遂げたということもできます。



「ラスボスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!」

「会場のざわつきがはんぱねえなwwwww」

「なにこのラスボス感すげえwwww」

こんな風にネット住民から迎えられました。



もっと言うと・・・
ネット住民の住む契約型システムが
芸能事務所・テレビ局・芸人・タレントの共同体からなる
既存の所属型システムを脅かした、揺るがし始めた。


・・・こんな風に見ることができるのです。

これが今起こっていることの現実であり、未来の予兆なのです。
SMAPは新たな契約型システムの存在を感じ取っていたかどうかわかりませんが、
いわば既存システムの抑止力に対抗できなかったのかもしれない。

小林幸子さんは、否応なく干されたがゆえに
もがいているうちに新しい契約型システムの住民から支持され
そういった存在を実感できた。
・・・こんな風に見ることもできます。

この先この戦い、どうなっていくのかワクワクしませんか?

所属型システム VS 契約型システム

私たち・・・というかこの記事をお読みのあなたは
本業として会社勤めかもしれませんが、ネット活動されているならば
契約型システムの住民でもあります。

どうでしょうか?このバトル。

コメントありがとうございます!

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