もしもドロップシッピング終了

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もしもドロップシッピング終了で"物販系"アフィリエイトの難しさを考える

2019年9月14日

ドロップシッピングという言葉をご存じでしょうか?

あえてこんな言い方をしているのも
昨今はこの言葉自体も死語になりつつあるので
ご存じ無い方も多いと思ったからです。

2000年代の中頃に、海外で先行していたビジネスですが
国内では当時、リアルドロップシッピング
もしもドロップシッピングという2社サービスが国内展開
開始されました。

この話、なぜしているかというと
私自身もネットビジネス参入時期にいろいろとかじっていたからです。

ドロップシッピングとは、サイト運営する側は物販アフィリと
ほとんど同じ感覚ですが、"無在庫販売"が売りで
注文が入ったら商品を仕入れて適当な価格をつけて売る
そういうものだとご理解いただければ十分。

リアルドロップシッピングはとっくの昔に廃業し
これまで、もしもドロップシッピングだけが国内で
頑張っている唯一の提供者だったわけですが
2020年4月に終了するとのメールをもらいました。
(私はアカウントだけは残っていたので)

もしもドロップシッピング

 

前記の図中にあるように、終了の理由は;

昨今のEC市場変化により価値提供が難しくなった

からだということです。

そうだろうなぁ~と思いました。

Amazon、楽天がいて、そこに
ZOZOを取り込んだYahooがいて
モノ売りの世界で勝ち残るのは至難の業だろうなぁ・・・

逆によくこれまで耐えてきたと
褒めてあげたいと思ったほどです。

私はネット参入期のころなんとなくという感じで
ドロップシッピングの高額教材を買い込み
腱鞘炎なりそうなほどネットショップ量産していました。

ドロップシッピングには夢がある(かも)・・・
と当時思い込んでおりました。

1000ページを超えて、分厚いバインダーに閉じられた
ドロップシッピングノウハウ教材を買ったはいいものの
読むは苦手でない私でさえ、完読できなかったほどの分量でした。

作る販売サイトはどんどん圏外になるわ、
気合入れて真面目に作り込んだドロップシッピングサイトも
一瞬で圏外になって泣きそうになるわ、でいたちごっこです。

リアルにしろ、もしもにしろ当時
ドロップシッピングではAmazonや楽天が
あまり注力していないニッチな商品を扱っておりました。

例えば、今では当たり前にどこにでもある
「60枚入りのウイルス99%対応マスク」とか
「電子タバコ」といったような類のものです。
(当時はそれなりに良心価格提供では珍しかったのです)

そのあたりに当時、ドロップシッピングが
他の物販アフィリエイトと差別化できている
要素があったと思いました。

ただその後、ご存じのようにメルカリなど
さまざまなECサイトが立ち上がり、
他社と差別化しながらビジネスを持続する
困難さに直面していたのが2010年代に入ってからですね。

ドロップシッピングは、限りなく
ただの物販アフィリと近かったわけですが
このことは今後の有形物(モノ)を扱う
アフィリエイトへの一種の警告のようにも感じます。

ちょうどドロップシッピングで死ぬほど頑張っても
自分の今のやり方だと月に1万円~3万円程度の
報酬がMAXだと悟ってからどうしようかと模索を始めました。

そのときに気づいたのが、
コンテンツビジネスであり、
その基本はリストビジネスでもあり、
そこをつなぐ情報の運搬役として
「メルマガ」の存在でした。

 

右も左もわからなかった時代を抜けて
今や自分なりにモノにしたビジネスモデルを
非常に再現性高くお伝えできるようになったつもりです。

私の到達点は、企業でやってることとそのまんま
同じことなんだなという感覚です。

なおメルマガはどこかのメルマガ配信スタンドを
利用する必要がありますが、それはどこでも構いません。

大切なことは、どこかの会社が作っているサービスや
仕組みに依存していないことなんですね。

依存するところが無いためにどこかのサービス(GoogleのSEOを含めて)が
どうなろうと知ったことではないと言い切れます。

使っているメルマガスタンドが仮に廃業になったら
別のところへ移転すれば済むだけ。

メルマガはただの情報伝達手段。

それが前提だと知って外部サービスに左右されない
自分の資産型ビジネスを作るのが大切だということです。

私が提供できるのはその答のひとつです。