2023年3月24日（金）にインフォトップから【超重要】と
タイトルに付記されたメールが届きました。
おそらくインフォトップに登録している方の全員、すなわち
購入者登録、アフィリエイター登録、販売者登録
されている方すべてにメールが届いていると思われます。
内容はクレジットカード決済システムにおける変更内容と、
取扱商品のうちFXや投資系について大きく制限がかかったことです。
このうち、前者（クレカ関連）についてはこれまでも何度か変更がありましたが
後者（FX、投資系商品）についての対応は今回初めてであり、
特にその販売者、アフィリエイターにとっては今後商品販売に大きく制約がかかることになります。
本記事ではインフォトップからのメールそのものをベースに
特に留意して欲しい点をピックアップしてみました。
インフォトップの超重要メール抜粋（2023.3.24付け）
以下はメールそのもの抜粋となりますが、赤字部分はこの後の注釈のために
KENBOが勝手に目立たせておりますのでご了承ください。
またこのメール内容は、インフォトップポータルや購入者・アフィリエイター・販売者
それぞれの管理画面でも公開されている内容ですので引用掲載は問題ないと判断しております。
当社よりご提供しておりますクレジットカード決済について
仕様の変更がございますので下記の通りご報告申し上げます。なお、現時点で決定している情報となり、今後状況によりご利用条件が
変更となる可能性がございます。変更の際は改めてお知らせいたします。
※2023年3月24日（金）18:00時点【１．クレジットカード決済の変更事項】
■変更１：ご利用可能なカードブランド
一括・継続決済（複数回払い・月額課金）において
JCB・Dinersカードのご利用が不可となります。
こちらは新規・支払継続中に関わらず全ての注文においてご利用不可となります。■変更２：1回あたりの決済ご利用可能額について
VISA・MASTERカードの1回あたりの決済ご利用可能額が
下記の通り変更となります。（国内分割の適用商品は除く）
こちらは新規・支払継続中に関わらず全ての注文において適用となります。一括決済 ：1回あたり40万円以下の決済が可能（国内分割の適用商品は除く）
複数回払い：1回あたり10万円以下の決済が可能
月額課金 ：1回あたり10万円以下の決済が可能
国内分割 ：決済額の制限はございません
※国内分割とは最大24回の分割決済になります。ただし、一括決済については商品登録時にインフォトップの商品審査とは別途
決済会社の審査に通過した商品のみ最大50万円までの決済が利用可能となります。
※40万円を超える商品は弊社から決済会社の審査に提出いたします。■変更３：商品ジャンル・商品内容による決済利用制限について
一括決済・複数回払い・月額課金において、
下記に該当する商品ジャンル・商品内容はご利用に制限がございます。
なお、国内分割が適用されている商品はこれまで通りご利用いただけます。（１）FXジャンルの商品：全決済ご利用不可
（２）投資・仮想通貨ジャンルで商品内容に「ツール」を含む商品：全決済ご利用不可
（３）投資・仮想通貨ジャンルの「教材・コンサル」商品：商品内容の審査OKの商品のみご利用可能
※一部高額商品や過去の販売者実績によりご利用いただけない場合がございます【２．適用日】
2023年3月31日（金）23:50～2023年3月31日（金）23:50 以降に発生する
「新規注文」「継続の注文（リトライ含む）」の全てに適用となります。【３．原因について】
弊社接続先の決済会社より利用停止の連絡があったため【４．今後の弊社の対応について】
● 各決済ページの案内を変更いたします。
● 継続決済においてJCBカード・Dinersカードをご利用中のお客様には
VISAカード・MASTERカードへの切り替え案内をいたします。
● 継続決済で銀行振込へ切り替えてお支払を継続できるよう現在システム準備中となります。
準備ができ次第、対象の販売者様・購入者様へご案内いたします。【５．販売者様へのお願い】
社の都合によりご面倒をおかけいたしますが、
対象の商品については以下のお願いを申し上げます。
■40万円を超える商品（国内分割ご利用中の商品は除く）
下記いずれかのご対応をお願いいたします。
（１）商品内容を分けて商品登録
仕様変更後の決済の利用可能額を超える販売中の商品は
1つの商品を2つ以上の商品に分けて複数商品で登録することで、
従来と実質同様の価格で販売いただくことができます。
例：「コンサルティング・教材」を45万円で販売をしている場合
コンサルティング ⇒ 25万円の商品として登録
教材 ⇒ 20万円の商品として登録
（２）商品価格の変更
商品価格の見直しが可能な場合、販売者マイページの商品編集画面より
商品価格の変更をお願いいたします。
■ 複数回払いで1回あたりの決済額が10万円を超える商品
販売者マイページの商品編集画面より、1回あたりの支払額が10万円を下回るよう
支払回数の変更をお願いします。＜＜ 支払回数選択時の注意 ＞＞
複数回払い注文は、システム手数料（年利3％）が発生し購入者様にご負担いただきます。
【1ヶ月あたりのシステム手数料 ＝（商品代金 × 年利3％）÷ 12か月】
そのため、1回あたりの決済金額は、商品金額＋システム手数料を加味した上で商品価格の設定が必要となります。
例：20万円の商品で2回払いを選択した場合
└ システム手数料：（20万円 × 3％）÷ 12 ＝600円1回あたりの商品金額 10万円 + システム手数料 600円
＝100,600円 が1回あたりの決済金額となり、
10万円を超えてしまうため4月1日以降エラーとなります。
★各支払回数でご利用可能となる商品金額は以下となりますのでご参考くださいませ。2回払い：199,005円以下の商品金額で決済可能
引用元：インフォトップからの2023.3.24メール
3回払い：297,763円以下の商品金額で決済可能
4回払い：396,034円以下の商品金額で決済可能
5回払い：493,820円以下の商品金額で決済可能
6回払い：591,128円以下の商品金額で決済可能
7回払い：687,959円以下の商品金額で決済可能
8回払い：784,308円以下の商品金額で決済可能
9回払い：880,188円以下の商品金額で決済可能
10回払い：975,600円以下の商品金額で決済可能
決済システムと取扱商品変更の意味を考察
まず決済システムに関して、JCBとDinersクレジットカードの利用不可については
インフォトップとクレカ会社との交渉事でもあり、今後またもとに戻ったりと
いうこともあり得る話であり外部からのコメントは控えたいと思います。
ここでは取扱商品の変更に焦点を当てて考えてみましょう。
大きくは・・・
FX商品は全禁止となり、それ以外の
投資系商品も販売上の大きな制約ができたことと、
40万円以上の商品についての販売方法の制約が生じたことです。
この処置はクレジットカードの一部利用停止の件も含めて
全部つながっていると想像できます。
FX商品、投資系商品という位置づけをまず考えてみます。
これはインフォトップにとっても販売者にとっても、これらの商品紹介でアフィリエイターにとっても
ある意味ドル箱として王者に君臨してきた歴史があります。
常に販売ランキングの上位にある（少なくともこれまではそうでした）商品。
しかしながら、ご存じの方も多いと思いますが
購入者にとっては非常にハイリスクにも関わらず、
素人も簡単に手を出してしまう魅力があるのも事実です。
なぜ？
一攫千金、労せずして
誰でも・簡単に・すぐに
お金儲けできる！?・・・・
理性の片隅では「そんなはずはない」という声があるものの
それを黙殺して、飛びついてしまうのでしょう。
判断が濁ってしまうのは、そのように誘導するLPなどにも
きっと問題があるはずです。
そもそもFXや投資系について、プロのトレーダーがやっているように
チャートから先を俯瞰できる高度に職業的な訓練を積んでいるならわかります。
それを高々、数十万円（これでも企業向けでなく個人相手では超高額な部類になります）
程度のツールで解決できる発想自体、どこかおかしい。。。と思うのですが。
結局、借金をしてまで購入したFXや投資系商品をもとにして、
そこからさらに投資をつぎ込み、完全に首が回らなくなった人が続出。
こういう話はちょくちょく聞こえてきます。
さすがにインフォトップ自身の判断だけではなく、
クレジットカード会社などからの圧力も考えられますが、
FXや投資系商品を購入した人に対する負の影響が無視できなくなったのでしょう。
また40万円以上の商品は、世間の一般常識においても
高額商品の部類に入ると言えます。
インフォトップ内では販売者はこれまでバックエンド商品として
このレベルかさらにこれ以上の金額の塾、スクール、セミナーで
活用してきましたが、見直しを迫られることになったと言えます。
私自身はこれがコンテンツビジネスの正常化、安定化に寄与すると思っており歓迎です。
もともと個人向けコンテンツやツールなどで40万円以上の商品というのは、
値段があって無いような世界（＝どうにでも価格設定できる世界）です。
これにも抜け道があって、バックエンドで40万円以上の商品を売りたい販売者は
おそらくインフォトップを通さずに独自で決済できるような方向に動くでしょう。
インフォトップ自身が自社で販売する商品について
販売価格上限をしっかりした基準を設けた、
という点で評価したいと思っております。
To Do List
以下はインフォトップからの商品購入者、販売者、アフィリエイターのうち
該当する場合は必ず行うべきアクションとなります。
インフォトップからのメールにもありますが、販売者と購入者へは
案内がそれぞれ別途メールで届くはずです。
購入者（該当する方のみ）のアクション
- JCBまたはDinersクレジットカードで継続課金（分割決済中）の方は、VISAまたはMASTERカードへ切り換えるか、残額を銀行振込で支払う（銀行振込で継続する場合の案内もインフォトップから別途通知あり）
- 新規購入時のクレジットカードはVISAまたはMASTERを使う
販売者のアクション
- 販売中商品のLPにおいては、JCBまたはDinersクレジットカードの案内を中止し、VISAまたはMASTERカードの利用のみ記載に修正する（テキストによる案内、バナーによる案内両方）
アフィリエイターのアクション
- 紹介中の商品において、JCBまたはDinersクレジットカード利用について触れている場合、VISAまたはMASTERカードのみが可能である旨に修正する
以上何かとコマゴマやるべきことがありますがご参考になれば幸いです。