好きなことだけして稼げる人、というのは大変羨ましいものです。
しかし私たち凡人は、好きなことだけして楽して稼げるほど甘くない日常に住んでいます。
企業にお勤めの方で副業OKもどんどん広がっていますが、
副業選択肢でやはり一番のお勧めは『アフィリエイト』
なぜお勧め?(凡人にはこれしかないと言ってよいほど一択でお勧め)
ならばなにが必要?(道具とマインド)
の2つについてうんと掘り下げてみます。
『マーケティングがわかる』に行き着くことの大きな意味
コンテンツ商品販売とコンテンツアフィリエイトには紙一重の差しかありません。
自分の商品であるコンテンツを売る行為と、他人の商品を売る行為の違いのみです。
それぞれの具体的な手順を明確に言えるなら、以下お読みいただく必要はないレベルの方です。
さて、どちらも『仕掛ける側』の立場なのですが、
自分の商品を売るのと他人の商品を売るのではリスクの大きさがまるで異なります。
アフィリエイトのメリットのひとつは、販売者が追う責任とはほとんど無縁であり、
もちろん法律に抵触してはダメですがそこさえ守れば、商品に対する責任はありません。
本ページでも後にご紹介している超スタイリッシュなワードプレステーマである
TCDシリーズを提供している株式会社デザインプラスの中田社長も同様の発言をされていますね。
アフィリエイトという職業は、サイト制作、集客、販売と
ネットビジネスに必要な工程すべてを最初は1人でやることになります。今の時代に必要かつ万能な技術に身につくのです。
そこで身についたスキルは他の事業に転用しやすい。
株式会社デザインプラス 中田社長のメッセージ
これ、まったく同感です。
またコンテンツ商品の販売とアフィリエイトでは、実はまったく同じ方法で行うことが可能です。
だからコンテンツアフィリエイトを学び実践すると、販売者が何をするのかもわかってきます。
一例として、ステップメールを連動したDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)において、
最初のメールを受信した時点で、『仕掛けられている』ことに気づくことが重要です。
アフィリエイト経験を積むだけで、『仕掛けが始まったな』とすぐにわかってきます。
DRMとはDirect Response Marketingの略で、一般的には
得られたリスト(潜在顧客)に対して、具体的な行動を促して
商品やサービスの販売につなげてゆくマーケティング手法です。
リストへ主にメールやDMなど送ることから始まり、リストマーケティングと
呼んだほうがわかりやすいかと思います。
リストマーケティングは販売方法の王道とも言えますが、受け取るあなたは
メールの中身に囚われずどのような内容が、いつ、どういう意図で発信されているのか
を読めるようになることが『仕掛ける側』に回る出発点です。
仕掛ける側とはまさに「稼ぎたい側」のことです。
もしあなたが、商品はよくわからないが何か凄そうなプレゼント(コンテンツ)をもらっている、
という状況であればそのリストマーケティングの渦中にいる、と考えて間違いありません。
(リストマーケティングのターゲット顧客とみなされているという意味です)
こういったプレゼント攻略は、コンテンツ商品販売・コンテンツアフィリエイトに限りません。
例えばサプリメントの定期購入に結びつけるために、最初は半額以下とか
サンプル無料で提供され「これなら頼んでみるか」となることはざらにありますよね?
物販ではいきなりそういったアプローチが主流ですが、似たようなことを
時間をかけてコンテンツの無料提供で囲い込みを行っているのです。
典型的なリストマーケティングでの販売方法を図で示すとこうなります。
いわば世間で普通に行われているリストビジネスのネタばらしです。
繰り返しますが、一連のメールの中身に囚われてはいけません。
中身はどうでもよいとは言いませんが、仕掛ける側はあくまで
相手を惹きつけるために撒く材料として提供しているに過ぎません。
そうではなく、最初のメールから最後のセールスメールを全部並べてみて
何を企図して、誰をターゲットに、どんな手順でどんな間隔でどんな言葉を使っているのか?
それらのひとつひとつに細心の注意を払い、観察し、学ぶことで大きく成長できます。
視点を180度変えるのです。
中身に囚われて夢中になってしまう仕掛けられる側であるカモ状態から脱却し、
中身はともかくどんなリストマーケティングが進んでいるのかを離れて見ること、
つまり『仕掛ける側』の視点に並ぶよう意識しましょう。
先ほどステップメールと書きましたが、あらかじめ例えば20通とか30通とかそれぞれ
配信内容を用意してただ垂れ流すのは、素人の作法そのものです。
プロのセールライター(コピーライター)は、配信後のコメント、意見をもらい
ターゲット客の反応を見ながら次の配信内容を書き直し配信します。
何を言っているかお分かりでしょうか?
プロは手を抜かないということです。
潜在顧客の微妙な反応に耳を傾けて、最適な対応を常に考えているのです。
おおまかなストーリーは決めていても、リアルタイムに細かく微調整するのがプロです。
なんのため?
まさに先の図中にあるように「教育」効果を高めるためです。
私はこの言葉は好きではありませんが、はっきり泥臭く言うと
洗脳教育という意味になります。
商品にまったく関心の無い冷え冷えとした心に火をともし、
燃え上がらせるように仕向ける、という意味です。
絵に描いたように気がついたら買ってしまっていた、は完全に「仕掛けられる側」のままの人。
しかしずっとカモのままではガマンできないはずですよね?
シナリオを理解してそれでも買うと決めた場合には、買った後その商品をもとに
さらに利益を出すプランも考え、実行できるかどうかで決まります。
買ったあとのプランが作れないなら買わない、これは「仕掛ける側」の発想が分かっている人です。
仕掛ける側の意図を知りつつ、わざとそれに乗って
レバレッジ(テコのように)を効かせる具体的なプランを考え
自分のビジネスに利用する
ために購入するなら、それはアリです。
私も商品によって意図してそうすることがありますが、
レバレッジを効かせるプランが思いつかない場合、購入することはありえません。
こういったことを含め何が起きているのかを俯瞰することによって、
販売者やその裏にいる人たちの考えを客観的に伺い知ることができます。
その姿勢がやがてあなた自身を、仕掛けられる側から仕掛ける側の立場へ移すことになります。
そうなったらしめたものです。
世の中の様々な販売企画がだんだんと手に取るようにわかってきます。
言い方は変かもしれませんが、商品の中身に頼ってはダメなのです。
そういった中身は今の時代、一定のレベルまではネットで拾えます。
商品の販売企画とあなたのアフィリエイト企画はほとんど同一のやり方で行えます。
つまり、最も重要なマーケティングそのものを肌で理解できるのです。
アフィリエイトをネットで稼ぐための出発点として、一択で推している理由です。
この詳細を販売者養成プログラムで知られているインフォマスターズ(現在販売終了)の
特典販売にてご提供しています(2025年URL閉じる予定です)。
こちらはインフォマスターズを全く知っていなくても、DRM、リストマーケティングで
仕掛ける側が何をどうマスターすべきか具体的な詳細をお伝えしています。
インフォマスターズ教材で伝えにくい本音を中にいた立場で補完しています。
またリストマーケティングのために、どうやってリスト(潜在顧客リスト)を集めるのか、
というそもそもの課題についてはりすマケが社会人なら誰でもハードル低く着実と考えています。
出だしのイントロ部分だけで、本質を暴露しております。
ここだけお読みいただいて、『わかった!』となる方が一人でもいれば幸いです。
アフィリエイトとは言語化する仕事
広告にはテキスト、画像、動画等いろいろありますが、
なにより重要なのは『文章』となります。
文章とはなんらかのメッセージを伝えるものであり、
言語化され人が理解できるものであり、文章があるから
画像や動画も初めて効果を発揮します。
その文章はもともとはあなたの外にあったもろもろの情報が
いったん中に取り込まれ、そこで消化、昇華され記憶に残り、
その後あなた自身が外の世界に向けて言語化し発信するものになります。
外からもたらされる知識、そして経験が人の心と脳の中で
醸成され、さらに他の情報と組み合わされて自分自身の言葉に変わっていきます。
ネットでのアフィリエイトも商品販売もこの
言語化する仕事
であると言い切って間違いありません。
言語化スキルは私も修行中でして(きっと死ぬまでそうです)、
一晩で身に付くものでもありません。
そんなことは社会人であれば自明のことですよね。
ではその言語化スキルはどうやって学んだらいいの?
私のイチオシは以下に紹介している3冊の本をモノにすることです。
いずれも、近藤康太郎(こんどう・こうたろう)さんの著書になりますがこの方、
朝日新聞編集委員・日田支局長/作家/評論家/百姓/猟師/私塾塾長というオモシロ過ぎる肩書です。
アフィリエイトだけではなく、販売者としても
そしてリアルな実業でのさまざまな場面で使える実践ノウハウを学べます。
私の感覚では、マスターできると数百万円の高額塾の価値を軽く超える価値があると感じてます。
一冊たかだか千円台でそう言えるほどのインパクトがあり学ぶべきことが多い衝撃的な傑作です。
というか、ネットビジネスこれだけでいいじゃん!
と思えるほど言語化スキルの本質が学べます。
【三行で撃つ】と【宇忠一チャラい仕事論】
きっとぶっ飛ぶと思います。
この2冊で、アフィリエイトや販売に必要な言語化の基本スキルが何かだいたい分かります。
この2冊をレビューしたこちらの記事をご覧ください。
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沈むコンテンツ発信者を引き上げる宝本~近藤康太郎「三行で撃つ」と「ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論」 - インフォレビュー(INFOREVIEW)
すべてのコンテンツ発信者に捧ぐ!近藤康太郎さんの【ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論】と【三行で撃つ】のレビュー
www.ifrv.net
【文章は、「転」。<自分の言葉>で書く技術 】
この本は、もっと言葉の技術面、テクニックを中心としています。
最後の押えとして、マスターして欲しい(私もマスターしたい)と望む本です。
あなたの知らない文章の書き方、これまでの間違いに大いに気づくはずです。
私も嫌というほど気づきがありました。朝日新聞は個人的に好きでも何でもありませんが、近藤康太郎さんは叩き上げとして、ここで本当に鍛えられたんだと分かりました。
新聞記者として修羅場をくぐった本物の物書きが教えてくれるテクニック。
会社勤めの方にも、即日役に立つ、即効性のある書です。
あなたの周りにも、世にあまたあるさまざまなスクールや塾でも教えてくれない秀逸な内容です。
シビアな組織にいて、新聞を読んでくれる方に向け、どのように言葉を選んできたのか、ただただ頷く以外に無いほどの名著でした。
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文章は、「転」。<自分の言葉>で書く技術
amzn.to
因みに近藤康太郎さんも著書で主張しているのですが、
生成AI(ChatGPTなど)にはどうやってもできないことが存在します。
私は10年以上AI開発に関わってきており、少なくとも現状はその意見に賛成です。
生成AIは言葉を巧みに選んでアウトプットしてくれますが、
感情があるわけではなく、感情を生み出す「意識」は存在しません。
意識が存在しないので「問い」を持つことができません。
「問う」というのは人間だからこそできることです。
ただ人類は将来、AIの飛躍をコントロールできるかどうか
世界中でポジティブにもネガティブにも議論が続いており
AIの未来を見通せる人はいないのではないかとも感じております。
しかし現状AI普及が加速するに従い、より現実的な諸問題があちこちで湧き出しており、
さほど悲観的に考える必要は無いのかもしれません。
一例がAI演算に伴う膨大な電力消費です。
AIの演算用チップであるGPU(Nvidiaがほぼ独占)を世界中が買い漁る競争状態であり、
このまま進むと発電所がいくつあっても足りなくなりそうです。
そうすると当然ながら、地球温暖化問題もあり、またどこに発電所建てる?
原発はどうなる?とかで簡単に解決できない足元の問題がたくさん噴出することになります。
アフィリエイトの共通項はサイト作り
ネットを使う以上、なんらかの形で売りたいものを他人がわかるようにしなくてはなりません。
メール、SNS、広告いろいろと媒体はあっても、アフィリエイト対象とする商品を
あなた自身の言葉(ChatGPTのアウトプットそのものでは全然足りませんよ!)で
レビューし、商品を買ってくれる人にとってのメリットを具体的にアピールする場が必須です。
その場がアフィリエイトサイト、アフィリエイト用LP(LP=ランディングページ)などの
ウェブサイト(ウェブページ)となります。
そこには画像や動画がいくつあろうとまとまった文章が用意されていないとなりません。
簡単に言うと、集客にSNSや広告を使おうとも、最終的には何かのサイトやLPを作った
あなたのサイトがどうしても必要だということです。
そういったサイト作成のために私が実際に使っているものをご紹介します。
ACTION(AFFINGER6EX)
アフィリエイト全方位に使えて、まるで大活躍の大谷翔平選手のように万能なワードプレステーマ。
カスタマイズが自在でどのようなジャンルのHP、ブログでも柔軟にカッコよく実現。
当ブログでも採用しています。
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ACTION(AFFINGER6EX)&見える化ツール(TAG管理マネジャー+PVmonitor)の詳細レビュー - インフォレビュー(INFOREVIEW)
WordPressテーマ ACTION(AFFINGER6EX)以前から7年超し(@2023年末)で利用中のワケ ACTIONリリース時の2021年から今でもほぼ毎月1回程度の機能追加・改善・不具合修
www.ifrv.net
TCDシリーズ
株式会社デザインプラスのワードプレステーマで、たくさんのテーマがリリースされています。
またターゲットが明確な新作テーマもどんどん追加されています。
サイトジャンルが明確な場合(例えば仕業、企業での募集、病院、各種店舗、etc)、目的にマッチしたテーマを選ぶことにより、非常にデザイン性が高く高品質なサイトがサクッと出来上がります。
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最高品質をサクッと実現するTCD WordPressテーマとKENBO特典
「TCD WordPressテーマ」の最新レビューと全テーマをオリジナル特典付きでご紹介しています。
www.ifrv.net
LPtools
任意のワードプレステーマがインストールされている状態で、
プラグインとして機能するLP制作用の専用ツールです。
もちろんACTION、TCDシリーズでも同時利用可能ですが、余計な機能が一切ない、
まっさらの専用ワードプレステーマもLPtools購入時に無料で提供されています。
市販されているLP制作ツールの中では、圧倒的でぶっちぎりの表現力・機能ともNo.1と言えます。
アフィリエイトサイトに限らず、例えばニュースマガジン、画像中心のサイトにおいても
ワードプレスの固定ページにてLPtoolsを活用することが可能であり、
サイト全体のドメインパワーアップにも寄与します。
プラグインという性質上、LPtools独自の各種機能ブロックだけではなく、インストールされているワードプレステーマやワードプレス本体のブロック機能とも併用できる特徴があります。
この点でもライバルを圧倒しており、当ブログでもACTIONの機能とLPtools機能の両方を使う方式のため機能面では非常に満足しております。
また商品販売用やアフィリエイト用にLPtoolsを使い固有のドメインでLPを作る場合においても、
ACTION自体も購入者本人が使う場合は制限なしに複数のサイトで利用できます。
私の利用方法としては商品販売時には常に、独自ドメインにACTIONをワードプレステーマとしてインストールしLPtoolsをプラグインとして使う、という方法でLPサイトをリリース、運営しています。
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KENBO特典付きLPtoolsのレビューとご紹介
LP作成(制作)ツール:Lptoolsを使ってみて詳細レビューとKENBOのあり得ない爆上げ収益化特典群紹介ページ。このページ自体もWordPress上のLPtoolsによって出来ています。
www.ifrv.net
またLPtoolsを提供しているCTW(キャッチザウェブ)社の成功事例集には、
前記の独自ドメイン配下にACTIONをワードプレステーマとして使い、LPtoolsをインストールした
私の作成したサイトが5つほど紹介されています。
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LPtools成功事例集
ctw-contents.com
Sirius2
こちらはワードプレスとは異なる純国産の次世代サイト作成システム。
初代Siriusからアフィリエイトには最適(特に物販系アフィリ)なツールのDNAを引き継いでおり、
ワードプレス活用が苦手と思う方や、逆にサイト構成を俯瞰しながら複数サイトを運営したい方、
また企業サイトの運営においても、持ち味を発揮します。
初代Siriusとは別物の進化を遂げたのがSirius2です。
Sirius2は頻繁に機能追加・改善が続いており、人によってはもうこれだけでやっていく!
という人が続出しても納得です。それだけ凄いものに成長続けています。
★以下は期限付きコメントです。
2025年初頭には、Sirius2を活用したアダアフィサイトの事例とノウハウを含めた商品をリリースする予定で準備を進めております。アダルト系は物販に近い感覚でSirius2にてサイト運営するほうが、ワードプレスよりも効率的で成果を出しやすいと考えております。
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新世代サイト作成ツールSIRIUS2│詳細レビュー&SIRIUS2で提供するKENBO特典
新世代サイト作成システム「SIRIUS2」の詳細レビューとKENBOオリジナル特典「MONO affiliate member site」についてご紹介しています。
www.ifrv.net
ストイックというマインドセットが成功の秘訣
よく巷で使われる言葉にマインドセットがあります。
なぜマインドセットがしょっちゅう語られるのかというと、一般論として
人は結果をすぐ求め、その過程で必要な面倒なことを続けるのは嫌だからです。
ところが世の中にそんな甘い話はありません。
現在、闇バイトが世間の問題となっていますが、まとまったお金を得るために
簡単に安全にしかもすぐに、なんてあるはずがないのです。
社会経験の浅い若者が安直にはまり込む現状を嘆くばかりですが、
アフィリエイトでも商品販売でもそのビジネスのスキーム全体、
つまり誰に何をどうやれば稼げる?という普遍のビジネスモデルを理解し、
自分の頭で考えて、愚直に試行錯誤する以外に答はどこにも存在しません。
そのためのマインドセットがうわの空ではなく、自分事として
しっかり認識できていないと必ず失敗します。
このマインドセットに関わる話の大部分は、先に述べた近藤康太郎さんの著書でも習得できます。
ここでは補足として、近藤康太郎さんの著書を全部お読みいただいた方においても
その教えを実際のアフィリエイトで発揮するために重要と思える秘訣をお伝えします。
近藤康太郎さんが伝えたいことよりも、それ以前の前提にあたるような
原始的なマインドセットです。
その原始的なマインドセットとは?
について私なりに理解していることをお話します。
個人事業主のアフィリエイトは孤独な仕事です。
他人の指図はなく自分で何もかも決められる代わりに、自分で何もかも考え実行しないとなりません。
そうするためには、自分の感情や行動をコントロールしていくことが
程度の差はあれど求められるものです。
テキトーに感情のままに動くと結果もテキトーであり、
ほぼ成果には結びつかないでしょう。
アフィリエイトは言語化スキルなのだと言いました。
つまり『言葉を磨く』スキルを身に付ける努力が欠かせないのです。
言葉に敏感になる必要があります。
ごく簡単な例を示すと、『会う』と『逢う』は違います。
前者は普通に、打合せや待ち合わせを含め一般的な意味で用いられます。
後者には『密会で性的』にというエロティックなニュアンスが込められています。
『喜び』と『悦び』も同様でして違いますよね?
(下半身ネタになってすみません)
そのような微妙なニュアンスがわかり、伝えるためには
言語力を磨く必要があるというわけです。
そのためにはある程度の『ストイック』さが要求されます。
適当に考えるのではなく、心の声に耳を傾ける、
しかもただひとりで黙々と深掘りする、
何かの衝動を抑えるといった姿勢が大切です。
いわば『内省的』になることが結果に繋がる秘訣です。
ストイックとはもともとストイシズム(ストア哲学)から来ています。
これはお伽話のような自己啓発の類とは別物です。
人生の実践哲学であり、日々のありとあらゆる決断を正しい方向へ導く、
そういった羅針盤のような役割を果たしてくれます。
その考え方を具体的に教えてくれるわかりやすい書があるのでご紹介します。
(2024年11月国内出版され、それ以前からシリコンバレーではやけに流行っています)
-
STOIC 人生の教科書ストイシズム
amzn.to
ストイック・・・初期の具現者であり伝承者でもある有名な名前を思い出しました。
マルクス・アウレリウス、古代ローマ時代の皇帝です。
マルクス・アウレリウスと言えば、ここから有名な映画を連想します。
ラッセル・クロウ主演、宿敵の王子コモドゥスをホアキン・フェニックスが演じ、
リドリー・スコット監督のアカデミー賞受賞した映画『グラディエーター』です。
ラッセルクロウ扮するマキシマスが、死ぬまで敬意を失わずに仕えた皇帝こそマルクス・アウレリウス。
2000年以上前からの人類の叡智として、ストイシズムは続いています。
マルクス・アウレリウスやセネカが語ったことは、現代のアフィリエイトどころか
私たち自身の生き方に強烈な指針を授けてくれます。
私が言いたいことは、ストイックな考え方を理解し生活に取り入れることで、
自分の心を落ち着かせて、求めてやまない言語化スキルをじっくり自分のものにする
精神的なゆとりが生まれるということです。
この精神的なゆとりは、不思議なほど外からの影響をほとんど受けません。
そのことがどれほど重大なことか、アフィリエイトのみならず生活の全てに影響するのです。
そのような価値があることに気づいたのです。
最後に、ここでご説明した近藤康太郎さんの著書もストイックな話も
ご自身がメンタル面で不調を抱えている場合は無視してください。
ここでお話していることは、アフィリエイトにしろ商品販売にしろ
鋼のようなメンタルを持つことが成果に結びつくことを示唆しており、
一部の方にとってはそのプレッシャーは逆効果になる可能性もあります。
先に不調から立ち直り、メンタル面で安定することのほうが優先です。
ただ知っておいてください。
どこかの会社で働くことよりも、個人でもくもくと
アフィリエイトや商品販売で生計を立てることははるかに難しいです。
(だから本業があるなら、本業を止めず迷わず副業で始めてください)
マーケティングが何かを理解し、自分を律しながら、
マーケティングに必要な一切を自分一人でやりきれるかどうか?があり、
さらにその先に儲かるかどうかはわからないという不透明さがあるからです。
また、会社をクビになったのでアフィリエイトで稼ぐしかない、
という悲壮な覚悟もNGです。
こういうパターンで失敗する方も多く見てきました。
仕掛ける側のビジネス感覚をいつも持って、状況が真っ暗に見えても
自分の考え方と行動をコントロールし、それを維持し続けられるかどうか。
それがあれば光が見えてくるものです。
やっていることは遊びではなくビジネスなのでそういうものだとご理解ください。
長くなりましたが、アフィリエイト・商品販売に通じる重要なエッセンスですので、
しっかりとご理解のうえ取り組まれることを祈ってます。
なお本ページでは、本音を隠さずありのままにしゃべっています。
私自身の考え方を反映しており、ご質問やご相談は随時お受けいたします。
以下のリンクよりご遠慮なくどうぞ!