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情報商材ブログにGoogle AdSenseを使えない理由~たった1つのポリシー理解でわかる

ファミリーセーフ

メルマガ読者様からのご質問が、きっと多くの人が抱える汎用的なものだと
考えたため、回答を記事にしてみました。

まず、ご質問ですが・・・

情報商材ブログを運営しているが、Googleのアドセンス広告を
なぜ貼ってはいけないのか?

というものです。

これに対しての官僚的な模範回答としては、
黙ってGoogle AdSense規約やポリシーを読むように・・・となるわけですが
なんにせよ、分かるようで分かりにくいという説明に加えて
そもそも規約類を目を皿のようにして読もうと考える人は極少です。

それでも一応、最も重要と思える違反サイトや禁止コンテンツについて
Google自身によるポリシー説明ページを紹介しておきます。
Googleのコンテンツポリシー

それで、私はここでアドセンスサイトを作り運営していく際に
最重要と理解している、これもGoogle自身によるキーワードを
1つご紹介いたします。

ファミリーセーフ(family-safe)という基本概念

これです。
ファミリーセーフという単語。
究極的にはこのひとつの言葉さえ頭に叩き込んでいれば
火事にはならないはずです。
Googleは何度もこの言葉をいろいろなところでアピールしています。

ファミリーセーフというのは;

・子供と安心して見ることができる
・職場で同僚とも安心して見ることができる

といったようなもので、要するに
誰に対しても、どこでも堂々と見せることができる
といったような意味合いです。

アダルトや薬物に対してNGなのは、この概念を知っていれば
誰でも常識として理解できることですね。

それじゃ、情報商材ってどうなの?

・・・こちらはもう少し掘り下げて考えてみないと
ピンと来ないかもしれません。

情報商材に対する社会通念

掘り下げの第一歩として、そもそも情報商材というものに
対する社会の見方を整理してみましょう。

情報商材の販売者やアフィリエイター目線ではなく、
あくまで社会全般といった見方のことです。

「胡散臭い。怪しい。」

こういった暗黙の見方が、社会通念といったものです。

当ブログも情報商材のことをたくさん書いており、また紹介も
しているので、社会のメイン通りを歩いている人々の視点では
どのように真剣に書こうが、社会通念に縛られた見方をされるのを
避けるわけにはいきません。
少なくとも、現時点での日本の社会はそうなっています。

そういった社会常識的なモノの見方が厳然と存在するという
ことを冷静に謙虚に受け止めないとなりません。

広告主の立場を想像する

それでは掘り下げの2歩目です。

Googleも一企業ですので、アドセンス事業を安定的に継続
するうえで最も重視することは、広告主の存在のはずです。

顧客である広告主に背を向けられたら、ビジネスモデルとして
立ち行かなくなっていきます。

ゆえに、広告主の利益を守るということは何を置いても
最優先事項になっていることを理解しましょう。

ここまでくればもう想像に難くないと思います。

情報商材=胡散臭いという社会通念がまずあります。
そして情報商材ブログやHPにAdSense広告を貼ったとしましょう。

あなたはそのブログやHPを真剣にまじめに作っているとしましょう。
アドセンスに配信される広告を見て、誰かがクリックします。
クリックのリンク先は広告主の何かの商品宣伝ページなどに
なるわけですが、これがどういった意味をもってくるかを
広告主の立場で考えるとすぐにわかります。

すなわち、胡散臭いと社会で一般に思われているブログなり
HPなりに自社の広告が配信されている、ということ自体
その広告主も同様に胡散臭いものと同類に見なされる、受け止められる
可能性が高いためです。

これは企業のイメージダウンにつながり、大変な損失を生みます。
損をするためにわざわざ広告を出すバカはどこにもいません。

広告主の不利益になることを避けるという目的に沿うためにも
情報商材サイトはNGなわけです。

無料オファーなんかの紹介ページも同様にNGです。

女性の水着写真はどこまでだったら安全か?とか末端の話題も
よく出てきますけど、これはそのページ単体というよりも
水着写真を貼ったブログやHPの全体(何のブログなのかとか構造とか)
を見て判断されることが大きいですね。

ファミリーセーフ、そして広告主の利益という観点から考えれば
NGなのかどうかを常識というモノサシで測ることが容易です。

別の例として、2009年頃でしたか・・・
NAVERまとめのアドセンス配信停止が大きく話題になったことがありました。
こちらは、ユーザ投稿によるYouTube動画のまとめ記事が原因と言われておりますが、
著作権侵害という問題をクリアできなかったから、ということが根っこにあるのでしょう。

従ってYouTube動画を貼り付けたサイトでのアドセンス広告も
細心の注意が必要です。
あなた自身が制作者であり、サイト保有者であるあなたと動画制作者であるあなたが
一致するというようなものでない限り、基本的にはNGと考えたほうが安全です。

初心者にアドセンスをおススメするわけ

と、まぁいろいろと制約はあるものの、私は初心者の方々に
一番おススメなのはこのアドセンスサイトを作ることです。

イマドキ???
と思わないでくださいね。
私は2007年頃にアドセンスサイトをいくつか作り、以降もうどうしようもない
ダメダメサイトばかりで存在すら忘れているものもあるのですが、
それでも大きな金額でないものの、毎月決して裏切られることなく
積立定期みたいになっているのがアドセンスサイト。

一番のメリットは、初心者さんにとって一番難しいはずの
「売り込み」を一切考えないでコンテンツのみに集中できることです。

時間はかかっても、気がついたら資産になって駐車場運営みたいに
場所だけ貸して報酬があがる、というのはアドセンス以外には
無いのでは・・・と思っているくらいです。

ついでに言いますと、量産は無用です。
昔は量産を勧めているネタが多かったですが、一点集中したほうが
効率よくしかも続けられます。

因みにこちらのアドセンスサイトにつきましては、2007年頃よりは
多少知恵もついてきましたので、あらためて別のサイトも作りつつ
ノウハウもまとまってきたらそれらも何等かの形で公開するつもりです。