この記事は、『まとめサイトのネタと書き方』について
超具体的な事例のひとつとそのヒントをお伝えする内容となります。
私の異端メルマガ読者様および何度も当ブログでご紹介しているから
まとめサイトビルダー(現在は機能アップしているまとめサイトビルダー2)
にご興味をお持ちの方からお問合わせいただいていたことを
ようやく記事にすることができて、わずかながら肩の荷が下りた気もしております。
※またこの記事は、以下の続編にあたります。
NAVERまとめ作成機能で稼ぐ「まとめサイトビルダー2」~前編
個人運営のまとめサイトを斬る
まとめサイトというものは、どうしてもネタの数、ページ数といった
サイトとしてのコンテンツボリュームが重視される傾向になります。
有象無象の芸能ゴシップやニュースはそのネタとして昔から重宝されてきました。
ネタ自体、次から次へと新しいものが生まれてくるので、ネタ材料そのものは
常にふんだんにあり困らないからです。
いまや世界中の誰もがやっている検索エンジンにキーワードを放り込み
探し求める情報を見つけ出す作業は、あらゆる世代を一気通貫に日常的なものになり、
インドア、アウトドアに関わらず24時間途切れることのない当たり前の風景となりました。
まとめサイトは、そういった需要に応えるべく大量且つ新鮮なままでの
情報提供を行うものという認識があると思います。
そして、それはまさしくその通りですが、溢れるニュース情報を深く
掘り下げて新鮮さを保ったまま提供し続けることは
少なくとも個人事業主であるあなたにとってはどえらく大変なことです。
こういったスタイルは組織化されたチーム、企業化によって
続けていけるものです。
どう考えたところで、個人で無数のニュースを扱ったところで
そのための時間が常に足りず、サイトの優位性が保てるとは到底思えません。
ひたすら薄いニュース記事であればツールでいくらでも集め多少の加工で
なんとかなりますが、そこだけに頼っていてはやはり何の面白みもない
誰も読んでくれないただのゴミページが増えるだけのサイトになりますね。
ただ・・・
まとめという概念は芸能ゴシップやニュースだけでは当然なく
もっと何かひとつのテーマにこだわり、それをグイグイ掘り下げる
といった捉え方もできます。
つまりこだわりのある濃い記事を書くということです。
しかしそうであっても、今度は濃い記事ばかりを大量に投稿するのは
それもまた時間がいくらあっても足りませんね、いくら外注記事を使おうが。
このあたりに個人運営の限界と難しさを感じます。
薄い記事と濃い記事のハイブリッド化
であるならば、個人(ツールや外注を使う範囲を含めて)で戦える
まとめサイトというものはどういったものなのか?
量と質を同時に担保していくにはどうすればよいのか?
といったことに対する私の考え方としては・・・
・質的な向上のためこだわりの濃い記事をときどき混ぜる
大きな方針としては、最初はこんな形で進めていき、
・ボリュームが増えてきた段階で、私ならば濃い記事のほうに
ウエイトを少しずつもっていく
ですが、サイトの性格にもよって最初の方針を貫いても
そのままでいけると思っております。
そこで問題となるのは、その濃い記事というものをどうやって書くのか?
どういったネタを集め、どうやって記事化を考えるのか?
ということで、まとめサイトを実際に運営されている方からは
ツールがキホンになっていてなかなか頭が回らないというお問い合わせを
たくさん受けておりました。
ここで最初にひとつ言っておきたいのは;
どのようなネタがウケるのか?アクセスを集めるのか?人気になるのか?
・・・これには答がありません。
ネタそのものの評価、関心をいくら調べたところで時間の無駄だと私は考えております。
そのヒマがあるなら、次に述べるようなスタンスでひとつでも濃い記事を
作って投稿してるほうが何百倍も意味があると思っております。
濃いまとめ記事を体感する
何事も体感しないと、ああそうかと腑に落ちる度合いがまったく違うと思います。
それでまとめサイトでの濃い記事について言うなら、
体感することによってのみ、なににどうこだわるのか、誰がそれを読むのか
といったことが自ずと見えてまいります。
体感するというのは、書こうとするテーマについて
他人の記事を発掘するだけではなく、自分で書いてみるという
同時並行作業のことを言っております。
で、またまとめサイトネタに戻るわけですが
嫌々ながら、あるいは関心もないくせに何かネタ探しに苦労して
しぶしぶと書いたところでこの体感の奥義には至りません。
私の強いおススメは他人からの評価にこだわらず、
ただ一点、自分のこだわりについてまとめてみることです。
まとめるというのはたくさんネタを集めるという横に広がることではなく
垂直方向にどこまでもそのこだわり一点について掘り下げていくという意味です。
そんなに細かい話に誰が興味もつんかい?
と思われるかもしれませんが、必ずといってよいくらいに探してくれる人が出てきます。
あなたのこだわりは自分だけと思っているかもしれませんが、
しょせんは人の営みというのはどこかに共通する何かが潜んでいるものであって
おなじこだわりを持つ人がそれなりにいるということです。
そういった人々は、執拗に欲しい情報を探し出し、きっとあなたが
自分だけかもと思っている超こだわりを発見してくれる可能性があります。
そしてもともとニッチであるがゆえに、その検索キーワードでは検索上位に
いくことはほぼほぼ間違いありません。
こちらの記事で以前に書いたことがあるのですがキュレーションの話で
ビオトープといった概念に近いものがあります。
同じ嗜好、同じ感覚をもった人たちが集まる生態系のようなイメージです。
ネットの未来地図レポート│佐々木俊尚氏のキュレーションメルマガで気づき連鎖の爆発
と、ここまでは一般論にしか過ぎないので、じゃぁ・・・ということで
わたくしKENBO自身のこだわり方をご紹介していきます。
こちらは、コンパクトデジカメ x RAW現像(ロー現像)にこだわった
超ニッチな話となりますが、ここまで来て相当に長くなってしまったので
次の後編にてこってりとお話してみたいと思います。
コンデジとRAW現像でiPhoneの100倍素敵な写真を撮る│NAVERまとめ作成機能で稼ぐ「まとめサイトビルダー2」後編