まぁこの時期に、一切この話題に触れないのもなにかなと思って・・・
私たちに関係ありそうなことに絞って考えてみたいと思います。
関係ありそうなことって、もちろんネットビジネスです。
アフィリエイトとか転売とか、インフォ系のコンテンツビジネスとかもろもろです。
なぜトランプ大統領が誕生したのか?は巷でさまざまな人が
後だしジャンケンのような形でコメント出てますので
そちらに譲るとして・・・
大筋で眺めると、これまでアメリカもガンガン旗振ってきた
『グローバル化』に真逆の『反グローバル化』に強く共感する
人々やアメリカに潜む仕組みがトランプ大統領という
モンスターを押し出してきたかのように感じています。
グローバル化が進むと、人の行き来がどんどん活発になり
もともと賃金が相対的に安くても生きていける人たちが
より仕事にありつけるような形で進みます。
アメリカはこれがどんどん無秩序に加速していたなかで
トランプ氏はおかしいと主張し、それに同調する潜在的な
隠れトランプが実はメディアの予想をはるかに超えて存在してた
ということになりますね。
そういえば、民主党のサンダース氏も行き過ぎたグローバル化に
反対していたはずです。
とにかくグローバル化が進展し白人労働者は仕事にあぶれ・・・
(特にブルーカラーの男性のイメージが沸いてきます。)
既存政治は自分に仕事を与えてくれないというエネルギーが
投票所に足を運ばせた強烈なモチベーションだったかもしれません。
それに富の偏在はよく知られているところですが
CNN.co.jpによると;
「世界の大富豪上位62人の資産と、下位36億人の資産は同じ」
それぞれ206兆円らしいです(^^;)
グローバル化は、格差を生み、富の偏在を生むのはわかっていたことですが
誰もとめられないまま、人間の欲のままに進んできたように思います。
それで、日本だけではなく世界中で、これからどうなる!?
についてすでにさかんに議論が始まっていますね。
実際なにがどうなるのか?
それを正確に予想できる人はいないかもしれません。
なにが起こるのかは誰にもわからないけど
大方の日本人の漠然とした想像には
「よくないことが起こりそうだ・・・」
というイメージが含まれていると思います。
何かが起こることは
漠然とではあっても強烈な予感として
誰の胸にもあるのではないでしょうか。
しかもゆっくりと自然と、いった形ではなく
激烈に、これまでの価値観をぶち壊すような破壊力をもって
いきなり大きな変化がやってくる。。。
そんな予感をお持ちの方は多いと思います。
かといって予感があるからといって、具体的にどういった対策をしたらよいか
それすらイメージできない、というように
私たちは過去の歴史に倣っての準備ができず
オロオロしているのが現状ではないかと。
なにせ世界No.1の経済力、軍事力を誇る国のトップの交代です。
実際、アメリカ大統領選挙の開票当日、日本時間の11/9午後
私の周囲でもこんな出来事があったのです。。。。
ちょうど私は、国内自動車メーカのお客さまチームと電話会議をやっておりました。
よりによって、トランプ氏が優勢になっているニュースの真最中です。
そしてトランプ氏が当選確実になったとアナウンスされた直後・・・
電話会議先のお客さまから、会議一時中断の申し出がありました。
急遽、呼び出しがあったようです。
30分後に会議再開となった冒頭に・・・
「アメリカ大統領選挙を受け、社内で緊急の召集がかかりました。
本日はまことに申し訳ございませんが、一旦このままで終了とさせてください。」
これ、何意味しているかお分かりでしょうか?
トランプ氏はかねてより、日本車の関税を38%に引き上げると
主張していたのはよく知られているところです。
現実にこのようになった場合、日本の自動車産業は構造的に
大きな変革を急激に、しかも余儀なくされてしまう可能性があります。
つまり現状のビジネスの延長線上に未来が描けない、
事業計画を洗い直ししないと意味がない・・・
そういった強い危機感の現れで、社員が動揺しないように
混乱によって取引先への対応も誤らないように
指示があったのだろうと推察します。
だって、自動車メーカの取引先こそ
自分たちはどうなるんだろう・・・て心配しまくり
ビクビクの状況に陥るは火を見るより明らかなので、それを先読みしてるのですね。
しかし、ことは自動車産業という枠にとどまりません。
自動車産業は国内産業全体を牽引し、
ピラミッド構造があまねく裾野まで広がっているのが特徴です。
つまり、トヨタ、ホンダ、ニッサンあたりが風邪をひくだけで
国内のかなりの産業全体に良からぬ影響が出てきます。
直接取引をしている車関係会社だけではなく
小売業、飲食業、サービス業もろもろに影響してきます。
財布がきつく閉じられてくると、末端はたまったものではありません。
投資が減って安全なほうに動くのは企業だけではなく消費者も同じです。
因みに、日本は中小企業が99%以上と言われています。
中小企業とは、法律で定義されていて(=中小企業基本法 第2条)
製造業、建設業、運輸業などで資本金3億円以下または従業員300人以下
卸業で資本金1億円以下または従業員100人以下
小売業、飲食店で資本金5000万円以下または従業員50人以下
サービス業で資本金5000万円以下または従業員100人以下
こんな具合ですので、もうほとんどが中小企業といっても間違いありません。
で、話は戻ってネットビジネスはどうなるか?です。
とにかく何が起こるかわからない・・・
この心理は不安を呼び起こします。
そうすると、いったい誰に頼ればいいんだろう・・・
会社や自分の属している組織に頼りきるのは怖い・・・
なんとかしなきゃ・・・
といったように、自分を鼓舞してどこからか
収入安定化の道を探るようになります。
ある人は今の仕事をより真剣に取り組むことに専念するでしょうし
そして別の一部の人々は、ネットビジネスになだれ込むだろうと想像します。
副業、楽して稼げるという話だし・・・となんとかできそうだ、と。
それに収入のルートを他に持っておくのはメリットのはずだ、と。
つまり、夢見る初心者はこれから先も、いやもっと怒涛のごとく
参入してくるのではないかと感じております。
今この記事をお読みになっている方は、ほとんどがネットビジネスに
すでになんらかの形で参加されている方だろうと思います。
利益を出してるかどうかに関係なく経験値は溜まっていて
すでにそういった意味では夢見る初心者を卒業している方が多く
だから、「先生」なんだと先に言っておきますね。
それで最後にお伝えしておきたいことは、
こういった何が起こるか誰も想像つかない
混沌とした不安(人によっては期待)が漂う空気の中で
ネットビジネスで勝てる人というのは・・・
例えば、夜中に誰に言われるわけでもないのに
コツコツとただ黙々と、コンテンツを作り続けられる人。
こういったモチベーションを維持できるのは
頼れるのは自分しかいないことを腹の底から
分かっているからだと思います。
一見難しいことでもなんでもなく、ただやるべきことを
黙々と淡々と続ける、キーボードを叩き続ける
それを続けているといつか完成するのですが
実際にやっている人はとても少ない。
しかし結果を出せてる人はそういった生活を
楽しんでいるか苦しんでいるかともかく
やってきたはずです。
それで・・・
あなたはどうしますか?