この記事は、ある『無料レポート』をネタにしてコンテンツの意味と作り方について
私の考えをちょっとまとめてみたものです。
もしあなたがインフォ系のビジネスをされていて
以下をお読みになって『そんなこと当たり前』と思われるなら、
このステージは飛ばして構いません。
コンテンツを作る意味
コンテンツと聞いて、何それ?と思う方と今さら何を?と思う方
経験値によってもさまざまですね。
今回お話したいのは、インフォ系ビジネスに関するものです。
初心者さんから、脱初心者さんといった範囲でインフォ系に関わって
そこで何らかのビジネスを確立したいとお考えの方には損にならない話です。
インフォ系というのは、平たく言うと情報商材系のことです。
インフォ系はもちろんネットにおけるビジネスの一形態に過ぎません。
包含関係でいうならば;
ネットビジネス>アフィリエイトビジネス>インフォビジネス
といったように実は範囲が限られている世界です。
図で描くとこんな感じです。
それで・・・
インフォ系ビジネスというのは、詰まるところコンテンツを作り、コンテンツを売る
ということがゴールであり、すべてです。
コンテンツというのは、インフォプレナーとしての商品であったり(書き物、音声、動画、ツールなどもろもろ)、アフィリエイターであれば特典であったり、
他にもメルマガ、ブログなどのアウトプットも含まれます。
ここまででしっくりこない方は、今までご自身のインフォ系ビジネスが
全く成り立っていない可能性が大です。
なぜならインフォ系ビジネスで売るモノとは、
唯一コンテンツしか存在しないからです。
イマドキの無料レポート
で、次に無料レポートですがこれについても捉え方はさまざまですね。
無料レポートを作り、レポート配信スタンド(メルぞうやXAM、まぐぞう等)
に登録するのはそこからリストを取る、少なくとも認知度アップにつながるためでもありますけど、
実はまだインフォ系に慣れていない方にとっては他の意味もあります。
これ、練習の場とも言えます。
実際にコンテンツを販売する前の練習の場になりえるのですよ。
ちょっと慣れてくるとどんなものが反応高いかもだんだん分かってきます。
手前ミソながら、こちらの記事で紹介している確定申告について書いたレポートはおかげさまで2013年e-book大賞の優秀賞をいただき、今までに2000ダウンロード以上されています。
それと『煉獄』というキーワードでハッと思いだす方も多いと思いますが
あの連続時間型連鎖システム地獄式のメルマガシステムは、無料レポートこそが
出発点になっていますし、私自身も現にそのアプローチを活用しています。
※煉獄は師匠(坂田智康)の商品で販売終了していますが、「煉獄の歩き方」という形で私はノウハウを体系化しています。
無料レポートをバカにしている人も中にはいるのですが、ここまでは作成者側の視点、つまりアフィリエイター側の視点またはインフォプレナー側の視点で実はとても有益である、ということを述べています。
その話をもう少し続けましょう。
販売者視点で、という意味です。
よっしさんのキュレーション無料レポート
私自身は、実はタイトルだけ見て引っかかるものがあったら、ためらうことなくとりあえずダウンロードしてザザザッと斜め読みします。
その見方には少なくとも2つのポイントがあります。
まず、構成、レイアウト(テキストに限らず音声や動画でも同じ)、用語、説明の仕方など
いわゆる『作り方全般』に関する見方です。
自分が気づかなかったことを知る機会として、優秀なレポートにはなにがしかのヒントが常に隠されています。
自分のコンテンツ作成&販売のヒントをもらえるレポートがたくさん埋もれています。
次に、レポートの中身自体に関心を持つ場合もあります。
一般論ですがほとんどの方が、タイトルのキャッチに惹かれ中身に関心を持つのが普通ですね。
私の場合は、実はこのケースは稀でしてこの記事の最後にちょっと関係したことをお話します。
レポートの中身が自分の知らない新たな知識をもたらしてくれる場合、それだけで価値があったと言えますね、そもそも無料ですので。
そこで、以下にご紹介するのは多くの方にとって
前者のほうの『作り方全般』に関する点でとても参考になるレポートです。
さらに私にとってはという意味で厳密に言うと・・・
コンテンツの作り方を、これからインフォ系で稼いでみたい方に向けて説明できる
素敵な事例という意味でもとても参考になるということです。
よっしさんのレポートから学ぶ~コンテンツ作成は難しくない
『よっし』今の僕にできること!脱95%アフィリエイター極秘5講座!!
【22800円相当のプレゼント付き】
プレゼントも何やら興味深いものですが、タイトルにある極秘5講座、ここです。
5講座の内容はネタばれになるので伏せておきますが、
実はこの講座はすべて第三者のレポート紹介という形式をとっています。
ただし、無作為に適当に紹介しているものではなく、年間3000部無料レポートを読み込むという、無料レポートおたくじゃないかと思われるくらいのよっしさんならではのフィルターがかかっているわけです。
つまり講座自体は他人のものであるが、選別のうえ、見解と理由を述べ紹介しているという作りになっているのです、よっしさんのレポートは。
図解するとざっとこんな感じです。
自分なりの価値観に基づいてフィルタリングし、自分の言葉で語り紹介する。
実はこの行為こそがキュレーションの本質です。
ただ単に適当に集めただけではなく、キュレートすることで価値が出てきます。
インフォ系、情報系ではコンテンツがすべてであると述べましたが、無料レポートももちろんコンテンツのひとつです。
講座を自前で作れないとレポートも書けないんじゃないか、と心配ばかりしている暇があるなら覗いてみることをおススメします。
そしてこの無料レポートの『作り方』を眺めてみるだけで、講座を自前で作る必要なんかさらさらなく、簡単にレポートというコンテンツが作成できるということにお気づきになるかと思いますがお分かりでしょうか。
コンテンツを作り続けることはインフォ系ビジネスで欠かせないことを冒頭で説明しましたが、こんな風に作れるのですよというとても分かりやすい見本でもあるのです。
私はよっしさんのこのレポートをネタにいくつも気づきがありました。
・キュレーションレポートが価値を持つコンテンツであること。
・コンテンツを作る事例として、これほど簡単な方法はないこと。
・そして、そのことをこうやってお伝えできること。
と、いろいろでしょ?
5講座の中身に一切触れなくても、作り方という面に着目するだけでこれだけの有益なヒントがあったわけです。
無料レポートに潜むキラ星を見つける
最後に補足してきたいことがありまして・・・
無料レポートの構成などと別に、中身自体においてもたまに掘り出し物を見つけることがあります。
有料級というより、完全に私なら有料で販売するだろうと思えるくらいのモノに巡り合えることもあります。
それをヒントに新たなコンテンツ作りへのインスピレーションをもらうこともあります。
言うだけならいくらでも言えるでしょうけど、その証左を9月末を目標にお見せしたいと思います。
私が無料レポートで知った知識から全く新規に作り上げるコンテンツとなります。
・・・因みに売りものではありません(^^;)
言いたかったのは、無料レポートの中にはそれくらいに衝撃を受け、自分の行動を強く促すものもしっかり存在しているということです。