こちらの記事はこのひとつ前の記事、
「検索エンジンもSEOも消滅!?~Googleが非常事態宣言出したChatGPTという衝撃」
投稿後にいろいろご質問または相談いただき、それを踏まえてのいわば続編となります。
ChatGPTやAIとはなんなのか?についてはある程度前記記事で記載したつもりです。
ここからは、前記事をご覧になっていることを想定して書き進めていきます。
ChatGPTの可能性については、すでに海外を中心にさまざまな分野で使われており、
科学論文や小説などを作らせるという試みもしばしば聞いております。
ChatGPTは現状、最先端を行く会話型のAIチャットボッドとも言えますが、
質問の投げ方によっては・・・
これそのまま使える~!
といった誘惑に身悶えしてもおかしくありません。
しかし、そもそもChatGPTのレスポンス(返答)は
ルール上もどこまでどう使えるのでしょうか?
ChatGPTはそもそも商用利用できるのか?
ChatGPT FAQというページが用意されています。
ここを見る限り・・・
Content PolicyとTermsに従う限り、商用利用可能ですね。
具体的な条件については、それぞれのリンク先を細かく見てもらえばと思いますが、
NG事項は差別や反社的な事柄といったごく常識的なものばかりです。
(Google翻訳などで誰でも理解できる内容ばかりです)
また無料プランでも最近始まったサブスクのプランでも
どちらであれ商用利用というのは魅力的ですね。
サブスクはアメリカがスタートであり、「ChatGPT Plus」というサービス名。
月額$20のようで、無料版との違いは;
・ピーク時のアクセス優先
・レスポンス時間の短縮
・新機能と改善への優先アクセス
がサブスク版のメリットのようです。
ともかく基本ルールを守るという常識的な条件はあるものの、
ChatGPTがあなたに答えた内容は商用利用できるということですね。
ChatGPTにKindle原稿やサイト記事を任せたい・・・
商用利用できるなら小説や商品コンテンツをChatGPTに任せて
「楽」をしたい・・・・
という発想自体は自然だと思います。
誰もが「楽」をしたいことに対しては有難いと思うもの。
さらに言うと、
楽して稼ぎたい
というのが基本的な願望かなと。
ChatGPTにややこしいことは任せたい・・・
ということについて、こちらのGigazine記事がなかなか興味深いのでご紹介します。
ChatGPTでまさに小説を書いている作家にAIを使ったらどうなったのかのインタビュー記事です。
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「ChatGPT」で小説を書いている作家にAIを使ったらどうなったのかインタビュー、AIで小説を書く方法や倫理的な課題について一問一答 - GIGAZINE
OpenAIが開発したチャットボット「ChatGPT」は、経営学修士課程(MBA)の最終試験で合格点を獲得したり、研究論文の著者として名を連ねたりといった活躍を見せており、AIを活用して創作を行う人も ...
gigazine.net
お読みになると分かる通り、以下の文章がポイントを突いています。
多くの人々の心配事は盗作です。AIが、許可があるとないとにかかわらずいろいろなデータを
Gigazine記事より引用
クローリングして作られたものであることは、よく知られています。
この盗作についての懸念はズバリうまくAIの本質を言い当てています。
本記事のひとつ前の記事でもご説明したAIの
ブラックボックス問題のことです。
ChatGPT(=AI)がどこからどうデータをもってきて、どう判断して使ったのかわからない。。。
という問題ですね。
ここから先はまさに自己責任となりますが、
ChatGPTに例えばKindle本の原稿を書かせることも、サイト記事を書かせることも
理屈のうえでは十分可能です。
もしかすると自分で書くより、まともな文章を生み出す可能性が高いかもしれません。
それでも私のお勧めは、このGigazine記事にあるような
プロット(=ストーリー、筋書き、シナリオ)
を作るのに利用する方法です。
考えが行き詰ったときに、ChatGPTはかなり強力な応援部隊であり、
あなたのアドバイザーになりえるかもしれません。
簡単なプロット事例
考えるより実際に試した方が早い、ということで
とりあえず2つのプロットをChatGPTに問うてみました。
以下はまだまだ簡単な問いかけですが、もっと凝った質問を投げることももちろんOKです。
以下の例ではそれぞれ30秒前後カーソルがブリンクした後で、パタパタと表示されたChatGPTの返事です。
30秒前後という時間は、ChatGPTというAIが「推論」している時間になります。
推論した挙句に、何も答えない、答えられないということではなく、
AIらしく推論した結果をそれなりにアウトプットするところが凄いです。
質問1:SEOで稼げる方法を書籍化したいが、そのプロットを提案して欲しい
いかがでしょうか。
この返事が正しいかどうかではなく、問いかけに対して
しっかりと返答している点が素晴らしく、また末恐ろしいとも予感します。
返答の最初に「私が提案する・・・」と主語は私=ChatGPT、
とあるのはまるで自我がそこにあるかのようです。
こうしている間にもChatGPTは世界中からリアルタイムで学習を続けています。
また検索エンジンに同じ質問を問い掛けると、
答に繋がるWebページのURLを表示するだけなので
ChatGPTとは全く違うこともすぐにお分かりになるはずです。
質問2:病魔と闘う恋人を筋書きにした新しい小説を作るなら、どんな主人公の名前と筋書きが考えられる?
驚くことにいきなり、Emilyという看護婦を提案してきました(笑)
なんか、おおっ!と画面を食い入るように見てしまいました。
リアリティがありますね、名前を出されると。
ここまでご覧になって、なんとなくでも閃いた方は
是非ともChatGPTをこき使ってみてはいかがでしょうか?
かなりの手助けになりますね、
しかもタダです。
コンテンツの悩みはプロットがあると解決する
Kinde本またはリアル書籍にしろ、ほとんどのWebページ記事、
例えばLP(Landing Page)もそれに該当しますが、おそらくほとんどの人が、
何をどう書くべきか?
ということが大きな難関になると想像します。
私もまさしくそうです。
こういうとき、誰かからアドバイスをもらいたい、
できればモロに答そのものを言って欲しい。。。
となりませんか?
筋書き、シナリオ、目次‥これらを含めてプロットと定義すると
自分の作りたいことに関係した参考プロットがあるのと無いのとでは
雲泥の差が生まれるでしょう。
参考プロットがあるだけで、インスピレーションが沸き、
「書く」という行動にも繋がりやすいのは明らかです。
参考プロットをいくつもChatGPTに作らせてみて評価する、
ということが自在にできるとかなり「楽」になると思います。
Kindle本の原稿もこういった使い方なら楽勝ですね。
もっとも難しそうなプロットについてChatGPTの力を借りることで
今まで「自分には無理」と思っていたことも実現できます。
ここからは半ば宣伝も入っています(笑)
「原稿」を作ったらあとは完全お任せのサービスとして、
2022年に販売者:後藤あゆみさんのお手伝いをしてリリースした商品
Kindle Meister(キンドルマイスター)を是非検討してみてください。
- ChatGPT使ってプロット案を引き出す
- 気に入ったプロットができたら、原稿を書く
- Kindle Meisterを活用してKindle出版する
最も悩みの深いプロット作りをChatGPTの力を借りるという考え方です。
原稿そのものを完全にAI(ChatGPT)に任せることも可能ですが、魅力的な文章になるかどうかは不明。
そしてブラックボックス問題も気になるので、そこは自己責任です。
なおKindle Meister活用して著者になった方々には、ご感想とともに
実際の著書とAmazonランキングなどを含めて以下のLPに逐次掲載しております。
(掲載ご希望者のみ)
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KindleMeister LP 2023.11
kindlemeister.com