メルマガ読者さんの一人から、うーんと考えこんでしまう
深い問いかけを受けたので記事で共有します。
問いかけは、
「物販ASPでガラケーやスマホ案件のアフィリエイトを
2年くらいやっているが、月に5000円超えるのがやっと。
情報商材をアフィリエイトしたら稼げますか?」
といった内容です。
この質問には、陥りやすい罠のようなものが潜んでいると
思いました。人によっては常識を話すな!と言われそうですが
あえて書いてみました。
ネットでのアフィリエイトまたは商品販売において、
今もこれからも大きくは二つの流れがあるように思います。
ひとつは、モノを売る「物販」系であり、
もうひとつは、情報・ノウハウといった「コンテンツ」系
であるということです。
それぞれに特徴があるわけですが、これを私の勝手な
視点でまとめるとこんな風になります。
あくまで一般的に、ですが初心者は物販系から始めることが
ほとんどです。私もそうでしたし、今も初期の頃に作ったサイトなど
半分放置状態ですが、生きて活躍してくれているものも未だに残っています。
物販系(コミュニティ案件とか資格案件とかも含みます)では、
流行に敏感に反応し、SEOを常に意識してライバルを先どった
キーワードでアクセスを稼ぎながら、
成約率の高い案件をサイトなどに貼っていくという
のがコツのひとつでもあるわけですが、なにしろ量産や
案件広告の張り替えといったメンテナンスが常に、延々と必要です。
これは、要するに「作業中心」といった稼ぎ方のひとつとなります。
物販系はコンテンツ販売と比べて圧倒的に報酬金額が小さいため
やがて疲れてくることも多いです。・・・・私がそうでしたので(笑)
例えば、物販の一番簡単なアフィリエイトは「楽天」です。
これはクッキー効果で、思いもかけず売上が立っているという
ことが多いからですが、なにしろ報酬率が1%です、ほとんどが。
100万円売って、1万円の報酬です。
1億円売って、100万円の報酬です。
・・・よって1億円売る力のある人は、当然それだけはなく
他の物販や、報酬が桁違いにアップするコンテンツ販売に
流れていきます。
楽天アフィリエイトだけやっているなんてことはありえませんね、
・・・バカらしくて。
ここでコンテンツ販売と言っているのは、情報商材のアフィリエイト
も含めています。
私は最初の頃、例外にもれず物販から始め、やがて疲れて
コンテンツ販売のほうへ流れ、そして坂田智康氏という
得難い師匠を見つけそこからもろもろが変わりました。
一番変化が大きかったのは、思考ですね。
頭の使い方、頭をどこにどう使うのか、何年も全く気付かなかった
ことを知ってからずいぶん自分でも変わったと思います。
それは置いて、あなたはどういった選択をしますか?
物販でもコンテンツ販売でも延々とラットレースを続けてしまう
可能性はありますが、「作業中心」で稼ぐか
「脳みそを絞る」ことで稼ぐかという生き方の選択でもあるわけです。
物販で1万円の稼ぎがあってもそれが100万円になるには遠い道のりが
ありますが、5万とか10万程度なら作業だけで頑張ればいけます。
コンテンツ系は、1万円の稼ぎから100万円超えは「瞬間移動」
の可能性が高いですが、それには作業だけでは済みません。
作業と別の次元の難しさがあるわけですが、それがなにかを
肌で、脳で理解できるまでがなかなか難しい、というわけです。