2013/10/8にヒッグス粒子を発見したエディンバラ大学の
ピーター・ヒッグス名誉教授と、ベルギーのブリュッセル自由大学
フランソワ・アングレール名誉教授がノーベル賞を受賞されましたね。
ヒッグス粒子という言葉は、「神の粒子」とも呼ばれ
このネーミングに私はひときわ関心を抱いておりました。
近頃は、なぜかインフォ業界でも「神のxxx」だとか
不遜な名前を使ったものがありますが、こういった下賤な
話をしたいわけではありません。
私はヒッグス粒子の理論は、中身は理解できていませんが
何の話かは知っています。
質量はどのようなしくみで発生するのか?
といった、当たり前のようにモノの重量を実生活で感じる
私たちですがその根本が解明されていませんでした。
なぜ質量があるのか?に論理的に答えられる人はヒッグス博士と
アングレール博士というわけです。
私が理解したところでは・・・
まず、宇宙が初期のころ、すべての素粒子は自由に好き放題に
動きまわっていたとのことで、そのときは質量なるものがなかった
という話で、イメージが難しいですが対称性を保っていたようです。
直観的には、ある種の均衡状態があったということだと理解しています。
それが、ある種の【ぶれ】によって、対称性が崩れていって
素粒子たちが、対称が崩れたところへぶつかり、その結果
今までは好き放題に動き回っていたところに、【抵抗】が
生じたということらしいです。
抵抗が生じるとどうなるかというと、動きにくくなるわけです。
まぁ、抵抗があると動きににくいということは
私たちの生きている世界でも想像するのは容易です(^^)
その素粒子の動きにくさが、イコール質量というものだそうです。
その仮説証明のカギを握っているのが、ヒッグス粒子であって
これがないとビッグバン理論も粉々というほどの重要性を
もっているようですが、人の前に今まで現れなかった
わけですね、神のように。
おっと、この記事はヒッグス粒子の解説ではありません。
私は、先ほど書いた【ぶれ】ということに関心を持ちました。
ブレがあるとどうなるかというと、摩擦が起きますね。
そうです、師匠(坂田智康氏)がよく口にしている
刺激 ⇒ 摩擦 ⇒ エネルギー
という連鎖のことを思い出したのです。
刺激、摩擦というのは、自分の脳に対して、です。
エネルギーはあなたの情報発信活動の源でもあるわけです。
そうやってエネルギーを生み出すためには、脳に刺激を与え続け
摩擦を生まないことには始まらない、だから何の刺激もないぬるま湯
にいると成功しないというわけです。
意図して意識的に
刺激を得る場を坂田氏本人は積極的に作り出していますね。
1年の何分の1かは、海外をうろついているのもそうですし、
行ったら行ったで、一泊数十万円のホテルに泊まったかと思うと
翌日は500円くらいの危ない小屋に泊まったりしているようです。
このあたりが坂田智康の真実というところです。
なんにしても、宇宙の起源からやはり摩擦というものが
あって、今の世界ができているというヒッグス粒子の話を
聞くにつけ、私たちの脳の中も同じことだとつくづく
深い真理の淵を覗いたような気がしております。