文具

男のシステム手帳~③デジタルデトックスを誘うBindexの『ホビーノート』『レコーディングメモ』

男のシステム手帳シリーズ第3弾です。
このページをわざわざお読みいただいている方は、システム手帳愛用家かどうか別にしても
きっと相当な文具好きだろうと想像しています。

今回は、システム手帳の某リフィルについて使用感をお伝えしていきます。
私はシステム手帳バインダーは前回の②でも書いた通り、KNOXのFLUCTを使っていますが
リフィル関連ではNOLTY(元日本能率協会)のBindexリフィルが8割占めております。

これにももちろん個人的な理由があってそうなっているわけですが、
システム手帳はつまるところバインダーとリフィルの2つで構成されています。

人によって好き嫌いの分かれるこの文具、最近はデジタル疲れを癒す道具として
デジタルネイティブ世代にじわじわと広がっているとの話もよく聞くようになりました。

デジタルデトックスとしてのシステム手帳

私は外部脳としての機能をシステム手帳に担ってもらうことを意識し使っていますが、
この外部脳としての効用として、
心を休ませる
という点を強調しておきたいと思います。

皮革とそこに包まれた紙、というコンビネーションがかもし出す
手触り感や見た目の安心感はPCやスマホなどのデジタルツールからは生まれません。

心を休ませることができると、そこからようやく
想像、集中、滅多に来ない創造という好循環が始まります。

なにはともあれ一旦ゆっくり心を休ませ、落ち着いたあとに
書くことで考えが深まってくるものです。

場合によっては、心を揺さぶられ感情むき出しのまま衝動で書く、
これはこれで後で振り返るとその時の一直線に向かった気分も自分のなかで再現でき、
考えや行動を整理するのにも大変役に立っています。

デジタルデトックス、マインドフルネスという用語も少し古くなりましたが、
システム手帳にはそういう不思議な効用があると考えています。

想像ですが大多数の利用者が、日常的にいつも自分とともに側にある、
というような使い方をしているため、愛着とともにシステム手帳へ書いたこと、
書いたことから逆に得られることの信頼性が高いからじゃないかと。

ちょうどこの記事を書いているタイミングでTABI LABO
私が感じていることと同じことを述べている記事を見つけました。

TABI LABOとは、東京の池尻大橋にあるNEW STANDARD株式会社が
提供しているコンテンツのことです。

感情管理はシステム手帳で。「Bindex by NOLTY」から新リフィール発売 | TABI LABO
感情管理はシステム手帳で。「Bindex by NOLTY」から新リフィール発売 | TABI LABO

2024年11月1日、システム手帳ブランド『Bindex by NOLTY』から新リフィールが発売。「ライフログ」「ライフビジョン」という新コンセプトのもと、デジタル化が加速する現代において、あえて「 ...

tabi-labo.com

Bindexの『ホビーノート』と『レコーディングメモ』

2024年11月に、先のTABI LABO記事でも紹介されているBindex by Noltyより、
新種のリフィルが誕生しています。

そのうち『ホビーノート』と『レコーディングメモ』についてのレビューです。

その前にBindexのリフィルは、その独自のクリーム色と適度な紙の厚み、書きやすさ
などで個人的にお気に入りです。

ではまず、『レコーディングメモ

別に、普通のリフィルでこれまでやってきましたのであえてこの
レコーディングメモを使う特段の理由は無いのですが、
成熟したリフィル市場においてリリースされたこの商品はとても魅力的です。

即買いして使っているうちに、このリフィルページがやたら増えてきました。

なぜ?

何かの打ち合わせ議事メモ、そのとき思いついたこと等を残しておきたい場合、
たいていのケースではフォーマットが決まっています。

例えば;
・日時と場所
・タイトル
・打ち合わせでは参加者
・個々のアジェンダ
・そして書くべき「本体」
といったようなものです。

このような内容をわかりやすくフォーマットにしたリフィルはこれまでも多く出回っています。

Bindexは「満を持して?」リリースしたのかどうかわかりませんが、
これまでの同種のリフィルに無かった新しい要素があるのです。

こちらがレコーディングメモのレイアウトです。

フォーマットは優しい色合い、デザインで統一されており、
ありがちな濃い罫線などの主張が強くありません。

書くべきことが自然にレイアウトされており、かといって
自由な書き方も許される、という点がとても受け入れやすい。

柔らかく押し付け感の無いデザインがとても良いと感じています。

私のFLUCTでは少しずつこのレコーディングメモページが
リフィル全体に浸食しつつあります。

では次に『ホビーノート』

使い方は無限にありそうですが私にとっては主に
旅の記録
になります。

こちらがホビーノートのレイアウトです。

日付、場所、メモ欄と別に左側に大きな空欄があるのが特徴です。

ここに博物館、美術館、映画チケットの半券、
オイシイ居酒屋での酒の銘柄、絶品のつまみ、そのときのイラスト、
気に入った源泉かけ流し温泉のこと

こういった雑多なことをうまく整理でき、レコーディングメモと同様に
自己主張の少ない、書き留めておきたくなるデザインです。

ピンク系の色合いがただのリフィルではないぞ、と静かにアピールしつつ
しかし決して押しつけがましい色合いでもなくナチュラルな印象です。

ホビーノートは、何かを貼り付けることが多くリフィルがたまっていけば
厚みも出てくるので、これらも適宜保存用のバインダーに移動させます。


Amazonでホビーノート/レコーディングメモを見る

楽天でホビーノート/レコーディングメモを見る