2018年12月29日更新
『無敵思考』次回販売開始までお待ちください。
ご紹介中の私の商品「無敵思考」に関して
立て続けに同じご質問をいただいたので
この場で共有を兼ねて回答させていただきます。
※皆さまに多少でも役立ちそうな内容なので。
モレもダブりも無い世界
「MECE(ミーシー)」という言葉。
どこかでお聞きになったことありますか?
『モレもダブりもない』という考え方のことです。
お勤めの方なら会議や提案なんかで常日頃から
意識しておくとめちゃめちゃ効果発揮します。
傍観者からいきなり主役になったりするほどです。
何やら収拾のつかない会議なんかで
本来の目的に沿って一直線に議論を戻せるからです。
実は、アフィリエイトでも同じでして
お客さまをグループ分けしたり、
アフィリエイト特典を考えたり、
MECEの概念があるとないとでは
まるで違ったものになります。
となると、成果も当然変わってきますね。
以下、少々長い文章ですがそのワケを
超簡単に説明してみたいと思います。
MECEとはそもそもどんな考え方なの?
『モレもダブりもない』と書きましたがMECEは以下の略語です。
Mutually Exclusive and
Collectively Exhaustive
どうでもいいのですが、ぶっちゃけ
『正しくモノゴトを分解する』
という程度の理解でOKです。
ジグソーパズルのように
それぞれのピースには
モレもダブりもない
そんなイメージですね。
例えば;
47都道府県
国籍
年齢
曜日
なんかで分けられるものは
モレもダブりもないとすっと収まるはずです。
モレやダブりがある考えが損するワケ
例えばDMを配信することを想定してみましょう。
そのターゲットはどんな人?
ということを整理するために;
若い男性
中年女性
赤ちゃん
老人
と分けたとしたら・・・
なんか変でしょ?
おいおい、若い女性や中年男性はどこいった?
って思うはずです。
それに、赤ちゃんではない子供はどこ?
明らかにモレていますよね、分類の仕方が。
では、これはどうでしょうか。
「優良顧客」と「重要顧客」に分ける。
んんん・・・
重要ではあるが優良ではない顧客もいれば
優良且つ重要な顧客もいる
となっていろいろダブってるわけです。
で、こうなると何が困るのでしょうか?
どんな損が生じるのでしょうか?
アフィリエイトをはじめ、ネットビジネス全般に関係します。
例えばサイトを作る、広告を貼る、
商品を仕入れる、メルマガを発行する
・・・といった個々の作業もそれはそれで
ビジネスによっては意味があるはずです。
しかし、それ以上に重要なことがあるのです。
それは・・・
自分のやっているビジネスの
全体像を知ることです。
全体像が掴めないとさまざまな弊害が出てきます。
まず、「ゴールはなにか?」を決められません。
なにがどうなったら、このビジネスはうまくいくと言えるのか、
そういった終わりが定義できないのですね。
で、ゴールが定義できないと
今やっていることの意味がわからなくなります。
自分が今、ゴールに対してどこら辺を歩いているのかを
自覚できているのとそうでないのでは違いますよね?
自覚できないと、
なんのために、こんなこと毎日やっているんだろう・・・
という日が続き、さらに成果も出てこないとなると
人間誰しもイヤになるものです。
MECEを意識してネットビジネスで得すること
MECEに考えないと損や無駄がやたらでる
というのは、個人アフィリエイターだけの問題ではありません。
例えば、商品の売上を伸ばそうという会議があるとします。
会議だから複数の人が参加している状態です。
モレがある状態で議論を進めていくと、
一通り議論をし尽くしたあとで
「あれ、そういえば、40代以上の女性については
考えなくてよかったんだっけ?」
などという、会議終わって今さら言うなよ的な話が
最後に出てきてひっくり返ることもままあります。
MECEを押さえているだけで、皆が好き勝手に
いろいろ意見が出て混乱する流れにせず
キチンとキレイに分類して話をリードできるようになります。
ただ前記の例は、ネットビジネスというより
リアルなビジネスでの例になります。
もしネットビジネスにおいてなんらかの
『コンサル』行為をする(したい)場合
モノゴトの全体、手順、重点ポイントや
"なぜ"そう説明しているかの理由(背景)
なんかを筋道立てて説明するスキルが求められるはずです。
こんなときにMECEを意識して
説明できないと非常に中途半端な
あいまいな、あやふやな話になるはずです。
そうなると誰も信用してくれません。
それから、販売ページや特典を考えるうえでも役立ちます。
LPや紹介ページで書くべきことにおいて、
"モレやダブりが無い状態を分類したうえで紹介できる"
以上の効果があるのです
あえてモレもダブりもわかったうえで
重ねて別の言い方をしてみる(強調するため)
ある部分をわざと落としてみる(反応を見るため)
といったような割と高度なテクニックも使えます。
重要なことは、MECEを意識できると
自分が何を意図してやっているのかを
自覚できている点です。
何年もなかなか稼げない状況の方は
考え方の基礎ツールでしかありませんが
ビジネス考える際にMECEを意識してみてはいかがでしょうか。
「無敵思考」では思考力を鍛える前座として
MECEのインストールからお伝えしています。